声優専門学校と声優養成所の違いとは？選ぶポイントまとめ

声優としてプロデビューを果たすには、専門のレッスンを受けて、プロとして必要なスキルを身につけなければなりません。

Check！
「声優専門学校」「声優養成所」と聞いたことはあっても、どちらを選ぶべきか分からないという方は多いのではないでしょうか。

そこで今回のトピックスはこちら。

この順番で解説していきます！

数々の声優スクールや養成所を調べ尽くした編集部が分かりやすく解説！

これから進路を決めたい、夢に向かって歩き出したいという方、ぜひ参考にしてください。

【比較表】声優専門学校と声優養成所の違い

声優専門学校と声優養成所の違いについて、比較表にまとめました。

	専門学校	養成所
概要	認可校と呼ばれる「専門学校」と、それ以外の専門スクールに大別される	声優事務所（プロダクション）と直接の繋がりを持つ養成機関
受講形態	・認可校は平日5日通学する全日制 ・専門スクールは全日制〜週1コースまで多彩	1回2〜3時間のレッスンを週1〜3日程度行う
所属できる事務所	限定されない	系列事務所に限定
学費目安 （年間）	【全日制】 100〜160万円 【その他】 30万円程度〜	30〜60万円
初心者の割合	多め	少なめ
入所オーディション	基本的に無 ※書類選考等あり	基本的に有 ※無いケースも

次からは、専門学校と養成所のそれぞれについて詳しく解説していきます。

声優専門学校とはどんなところ？

声優専門学校というと、声優レッスンを専門に受けられる学校全般をイメージされるでしょう。
実は大別すると、

の2種類に分けられます。

この2つの違いについて解説しておきます。

認可校＝専門学校

上の文章だと「なんのこっちゃ…」かもしれませんが、ポイントは3つあります。

平日昼間に5日間、通学するスタイルですね。他に夜間部を設ける専門学校もありますが、声優の分野ではほぼ見当たりません。

その他の専門スクール

上記のような認可校ではないものの、声優レッスンを専門に受けられる学校は沢山あります。

例えば「ヒューマンアカデミー」「代々木アニメーション学院」などが、その他の専門スクールにあたります。

一見すると専門学校と同じように見えますが、学校名に「専門学校」と入っていないのが特徴。

「無認可」というとマイナスなようですが、実は無認可校ならではのメリットもあります。

業界とのパイプが太いスクールでは、年間に何百というオーディションを開催するところも。
こうしたおすすめの専門スクールもピックアップして、後ほどご紹介していきます。

声優養成所とはどんなところ？

声優事務所（プロダクション）直結！

「声優事務所附属」となっている養成所もあれば、系列グループ内に声優事務所がある、というケースもあります。

いずれにせよ、特定の事務所に直結している養成機関なので、レッスン修了後に入所できる事務所は決まっている、というのが大きな特徴です。

それぞれの声優事務所（あるいはグループ会社）が、自分のところで活躍する新人声優を育てるために運営するのが養成所なのです。

また、声優事務所と同じビル内のスタジオでレッスンが行われるケースも多く、雰囲気としては「学校」というより「稽古場」という感じ。

実力ある受講生はレッスン途中でも引き抜きが行われ、すぐにデビューできる可能性もあり、プロの現場により近いのも養成所の特徴の1つです。

学校や仕事と両立しやすい

時間も終日ではなく、1日あたり2〜3時間程度。（土日は2コマレッスンとなることも）

土日や平日の夕方〜夜間にレッスンが組まれることも多く、高校・大学といった学校や仕事と両立しやすいのが特徴です。

先ほどの全日制の専門学校だと、アルバイトの時間もある程度限定されますよね。

しかし声優養成所なら、スケジュールの組み方によってはフリーターや社会人としての仕事と両立することも可能です。

学費は比較的安い

その理由は、やはりレッスンの時間数が大きく異なることが大きいです。

全日制の専門学校は平日5日間、何コマもの授業が行われますし、期間も2年制が多いため2年分の学費が必要（3年制もあります）。

一方で声優養成所のレッスンは、週1回2時間程度から、多くても週3回程度まで。

さらに期間も半年〜1年程度と短めに区切られていて、そこから優秀者のみ進級していく仕組み。

そのため結果的にレッスン時間数を抑えられ、学費も安く済むというわけです。

大まかな学費の目安は、年間で

この位が相場となります。

専門スクールの中には全日制に限らず、短期コースや週1コースなどを設けているところも。

例えば週1コースになると、レッスン時間は声優養成所と変わりませんので、学費の方も養成所なみに安くなってきます。

具体的には、週1コースなら30万円程度から受講できるところがあります。
（代々木アニメーション学院など）

こちらも後ほどピックアップしてご紹介します。

入所オーディションがある

完全初心者の方にとって、人前で発声や演技をするのはハードルが高いと感じやすいかもしれません。

実際のところ、声優養成所は劇団などで演技経験があったり、専門学校でレッスンを受けてきたりした人も多く在籍しています。

書類選考や面接などが行われるケースは多いようですが、大きな問題がなければ誰でも入学できるようになっています。

もちろん定員オーバーなどで、入学できなくなるケースもゼロではありません。
ですが、初心者の方にとっては専門学校の方がハードルが低く、入りやすいと言えるでしょう。

声優専門学校・声優養成所の選び方のポイント3つ

ここまで解説してきた、声優の専門学校と養成所の違いを改めて表にまとめておきます。

	専門学校	養成所
概要	認可校と呼ばれる「専門学校」と、それ以外の専門スクールに大別される	声優事務所（プロダクション）と直接の繋がりを持つ養成機関
受講形態	・認可校は平日5日通学する全日制 ・専門スクールは全日制〜週1コースまで多彩	1回2〜3時間のレッスンを週1〜3日程度行う
所属できる事務所	限定されない	系列事務所に限定
学費目安 （年間）	【全日制】 100〜160万円 【その他】 30万円程度〜	30〜60万円
初心者の割合	多め	少なめ
入所オーディション	基本的に無 ※書類選考等あり	基本的に有 ※無いケースも

このような違いをふまえ、専門学校と養成所のどちらを選ぶべきか、選び方のポイント3つを解説していきます。

これらを順番に解説します。

完全初心者か、経験者か

なぜなら専門学校は前述のとおり、入学時オーディションが無く入れるためです。

初心者でもゼロから無理なく、プロの声優として必要なスキルを習得していけるようにカリキュラムが組まれています。

養成所の入所オーディションは、その時点のスキルよりも「個性」や「可能性」が重視されるケースも多いもの。

未経験でも養成所に入所できる可能性は十分ありますので、チャレンジするのもアリでしょう。

一方、経験者の方は、より「プロに近い」という意味でも養成所がおすすめ。
専門学校だとゼロから学び直しという形になり、物足りなさを感じるかもしれません。

ここでの経験というのは、劇団での演技経験やボイストレーニング経験、それから学校での演技経験なども含まれます。

経験を活かすことで、養成所の入所オーディションも突破できる可能性が高いでしょう。

学校や仕事と両立するか

高校や大学などの学校と、声優レッスンを両立したい場合、全日制の専門学校は厳しくなります。

高校在学中から声優を志して、入所オーディションを突破して養成所に通っている高校生もたくさんいます。
声優を目指すなら早い方がいいですからね！

それから仕事について。
アルバイトなら全日制の専門学校でも、もちろん可能です。

ですが生活費を稼ぐためにフリーターのように働きたい場合は、声優養成所あるいは週1〜3日程度の通学ですむ専門スクールの方がベター。

またフルタイムの社会人として働きたい場合も同様です。社会人向けのスクールもありますし、最近ではオンライン校も増えていて便利です。

ただし学費の方はかなりかかってきますので、軽い気持ちではなくしっかりと覚悟を持ってレッスンに取り組むことが大切です。

通学に無理はないか

そして選び方のポイント3つ目は「通学に無理はないか」つまり「通いやすさ」です。

レッスンに通うからには、時間の調整とあわせて「場所選び」も大切。

やはり地元から通えた方が、お財布のことを考えても助かるはず。
養成所やスクールに通うために、一人暮らしをするとなると何かと大変ですからね。

ただし、「地元から通える」だけを優先して学校選びをすると失敗する可能性も。
やはり学校の中身やデビュー実績などもしっかり確認した上で、決めるようにしましょう。

後ほど、全国各地にスタジオや校舎を持つ養成所やスクールをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

声優専門学校vs声優養成所 おすすめはどっち？

あなたはどちらに当てはまるか、チェックしてみましょう。

専門学校がおすすめな人

専門学校をおすすめしたいのは次のような人です。

専門学校はコースにもよりますが、基本的に授業数が多いので、プロの声優に必要なスキルを体系的に学べるのが強み。
（発声・滑舌からヴォーカル・ダンス・ナレーション・舞台演技など）

養成所がおすすめな人

養成所がおすすめなのは次のような人です。

それからレッスン経験がある方もおすすめです。

Wスクールや仕事との両立については、養成所に限らず、専門スクールにも両立できるレッスン体制を整えているところが多くあります。

週1コース・夜間週末講座・オンラインなど様々ありますので、専門スクールの方も視野に入れて探してみるといいでしょう。

なるべく費用を抑えたい方は、全日制の専門学校はおすすめしません。

費用を抑えたい場合は養成所か、週1回から通える専門スクールなどがおすすめ。
オンラインスクールも比較的リーズナブルに受講できることが多いです。

声優専門学校・声優養成所おすすめ6選

「ゼロから学びたい」「地元で学びたい」「仕事と両立したい」「なるべく安く」といった多彩なニーズに応えるラインナップとなっています！

ここまで解説してきた選び方のポイントも参考にして、あなたにピッタリのところを見つけてみてください！

（以下、各校の画像は公式サイトより引用）

ヒューマンアカデミー | オーディション最多！

総合学園ヒューマンアカデミー パフォーミングアーツカレッジは、声優・俳優・VTuberなどを育てる専門スクールです。

多彩な学びのスタイルを提供

ヒューマンアカデミーでは、1人1人のニーズに応える多彩な学びスタイルを提供。

さらに校舎が全国展開しているのも魅力♪
（下表参照）

ヒューマンでは誰もが、いつからでも声優を目指せるようなレッスン体制を整えているのです。

違いはオーディションチャンス！

ヒューマンアカデミーでは、声優事務所への所属を目指すオーディションの実施が年間300〜400回にも及びます。

これは専門スクールとしては最多クラス。参加事務所も90社を超えます。

オーディションは選抜制ではなく、希望者全員に参加資格があるため、デビューへの道が大きく開かれています。

声優事務所への直接所属率82.3％

2022年度実績として、業界進出希望者のうち声優事務所（プロダクション）への直接所属率がなんと82.3％という驚きの数字を出しています。

在学デビューを果たす学生も増えており、グングン実績を伸ばしている注目のスクールです。

名称	ヒューマンアカデミー パフォーミングアーツカレッジ
コース	・声優専攻 ・俳優専攻 ・タレント専攻 ・2.5次元専攻 ・VTuber専攻 ・定時制 ・声優＋通信制高校 ・夜間・週末講座
入所オーディション	なし ※コースにより入試あり
主な出身者 （敬称略）	大和田 仁美・小原 好美 伊藤 節生・熊谷 健太郎　他
学費の目安	新宿校・声優専攻の場合 初年度学費 1,580,000円税込 ※教材費・実習費等別途 （目安として25万円程度）
所在地	札幌・仙台・大宮・千葉・新宿・横浜・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・福岡・熊本・鹿児島・那覇 ※開講コースは校舎により異なる

日本ナレーション演技研究所 | 業界最大級の養成所

日本ナレーション演技研究所（日ナレ）は、数多くの有名声優の輩出実績を持つ、業界最大級の声優養成所です。

グループプロダクションが6つも！

日ナレにはグループプロダクション（声優事務所）が6つもあります（下表参照）。

もちろんその分受講生も多いわけですが、大手としての地位を確立しているため、第一におすすめしたい養成所です。

デビュー実績が圧倒的！

日ナレは圧倒的多数のデビュー実績があり、業界における存在感はピカイチです。

梶 裕貴さん・内田 真礼さん・下野 絋さんほか、日ナレ出身の著名な声優は数知れず。

こうした実績は「質の高いレッスン」と、「業界との密なつながり」の表れとも言えるでしょう。

通いやすさ◎

仕事や高校・大学などの学校とも両立しやすいレッスンシステムが嬉しい！

基本となるコースは週1回。加えてボーカルレッスンも受けられる週2回クラスがあります。

おまけにレッスンスタジオが首都圏だけでなく、仙台・名古屋・関西にも。
養成所は東京1ヶ所だけというところも多いので、これはありがたいです♪

リーズナブルな受講料

日ナレの受講料は初年度30万円あまりと、養成所の中でも比較的リーズナブル。

実際、「他と比べて安めで助かるから日ナレにした」という声も多く聞かれます。

名称	日本ナレーション演技研究所
グループプロダクション	・アーツビジョン ・アイムエンタープライズ ・クレイジーボックス ・ヴィムス ・アライズプロジェクト ・澪クリエーション
コース	・週1回クラス ・週2回クラス ・ジュニア声優クラス ・ナレーターセミナー ・スタートアップクラス　他
対象年齢	小学5年生〜35歳まで
入所オーディション	あり
主な出身者 （敬称略）	梶 裕貴・下野 絋 日笠 陽子・大西 沙織 内田 雄馬　ほか多数
学費の目安	週1回クラスの場合 ・入所金88,000円税込 ※仙台校・高校生は入所金半額 ・1回2時間・1年間で 学費220,000円税込
所在地	東京・埼玉・千葉・横浜・仙台・名古屋・京都・大阪・神戸

アミューズメントメディア総合学院 | プロの現場で学べる

アミューズメントメディア総合学院（AMG）は、実践的な現場主義のカリキュラムに定評あるエンタメ系専門スクールです。

独自の「産学共同・現場実践教育」

AMGでは「プロの現場こそ、最高の教育現場」というコンセプトのもと、プロの現場に学生を積極的に送り出すレッスン体制を確立。

というのも、AMGグループ内でアニメ・ゲームなどのコンテンツを実際に制作しているので、在校生が制作に参加できるチャンスがたくさん用意されているのです。

プロの声優に必要となるスキルを実践的に習得できる、と評判のスクールです。

全日制に専科、オンライン専科も

AMGもまた、さまざまな学びスタイルを提供。

オンライン専科では、自宅にいながら本格的なライブレッスンを受講できます（zoomにて）。

近くに学校や養成所がないとお悩みの方も、オンラインならどこからでも受講できますね！

70社以上もの所属オーディション

AMGの学内オーディションに参加するプロダクションは、なんと70社以上！

さらに、AMGグループ内に「プロダクション・エース」という直系プロダクションがあるのも強み。

直系プロダクションなら優先的に入れる可能性が高まりますので、やはり心強いです。

名称	アミューズメントメディア総合学院 （AMG）
グループプロダクション	プロダクション・エース
コース	・声優・俳優学科 ・声優専科 ・声優オンライン専科
入所オーディション	なし ※コースにより書類選考や面接、実力判定オーディション有
主な出身者 （敬称略）	柿原 徹也・河西 健吾 芹澤 優・降幡 愛　他
学費の目安	声優学科の場合 初年度学費 1,380,000円税込 ※教材費・行事費等別途 （目安として22万円程度）
所在地	東京都渋谷区東2-29-8 ※大阪に姉妹校あり

インターナショナル・メディア学院 | 在学デビュー多数

インターナショナル・メディア学院（IAM）は、ドラゴンボール ベジータ役の堀川りょうさんが学院長をつとめる声優養成所です。

在学中からのデビュー多数！

IAMグループでは、グループ内でアニメ制作やアニソンレーベルなど手がけているため、受講生は多くの出演チャンスに恵まれています。

そのため、在学中からたくさんの受講生がデビューを果たしています！IAMはデビューがとても近い養成所だと言えます。

全国のスタジオに通学でも、オンラインでも！

そもそも声優養成所とは、東京の1ヶ所だけで運営されていることがほとんどです。
そんな中、IAMと先にご紹介した日ナレは、東京以外にもスタジオを展開している貴重な養成所。

特にIAMは全国なんと19ヶ所にスタジオ（校舎）を持っているので、通いやすさ抜群。

さらに、通学の他にオンラインレッスンも完備。
もはや場所に関係なく、どこからでもレッスンを受けられる体制です。

YouTubeやAIの活用法も学べる

IAMは業界のトレンドを敏感にキャッチして、レッスンに積極的に取り入れています。

例えばYouTubeでのVtuber活動ノウハウや、AIの活用法なども学べます。

次世代には避けて通れないAI活用、できるかできないかで大きな差が出てくるはず。

こうした多角的なレッスンが、今後プロの声優として活動の幅を広げていくために、きっと役立つことでしょう。

名称	インターナショナル・メディア学院 （IAM）
直系プロダクション	・IAMエージェンシー ・アズリードカンパニー
コース	・声優ベーシックコース ・声優アドバンストコース ・声優・俳優プロコース ・アニソン声優コース ・アイドル声優コース ・YouTuber声優プロコース ・声優ジュニアコース　他
入所オーディション	一部コースのみ実施
主な出身者 （敬称略）	松井 恵理子・鈴木 愛奈 佐藤 祐吾・影山 灯
学費の目安	ベーシックコースの場合 ・入所金110,000円 ・教材費その他110,000円 ・週1回・2時間×2コマ・4週として 月謝44,000円 ※全て税込
所在地	札幌・仙台・新潟・宇都宮・長野・大宮・東京・柏・横浜・浜松・名古屋・大阪・高松・岡山・福岡・広島・金沢 海外／ハワイ・香港 オンライン校

東京アニメ・声優＆eスポーツ専門学校 | 3年制でじっくり

東京アニメ・声優＆eスポーツ専門学校は、東京・西葛西にある専門学校（認可校）。声優の分野としては3年制のコースが設けられています。

充実の3年制カリキュラム

東京アニメは全日制・3年制ということで、今回ご紹介する中では最も手厚いカリキュラムです。

例えば「声優プロフェッショナル専攻」の内容を抜粋すると、

まだまだ書ききれませんが、ほかに選択授業もあって至れり尽くせりです。

舞台公演を経験できる！

声優プロフェッショナル専攻には年に数回の舞台公演があります。
（声優アーティスト専攻にはステージでのライブ実践あり）

人前で本格的な公演を行うのは専門校ならでは。養成所ではなかなか経験できないものです。

デビューサポートも万全

オーディションに向けた対策は、プロの視点からしっかりサポート。

カウンセリングから始まり、写真撮影やボイスサンプル収録もバッチリ。
オーディション期間は毎週のように声優事務所を招いて、オーディションが行われています。

さらに卒業後もデビューセンターにて、ずっとキャリアサポートが続くのも有り難いです。

名称	東京アニメ・声優＆eスポーツ専門学校
コース	・声優プロフェッショナル専攻 ・声優アーティスト専攻
入所オーディション	なし ※書類選考や面接あり
主な出身者 （敬称略）	和氣あず未
学費の目安	初年度学費 1,600,800円
所在地	東京都江戸川区西葛西3-14-9

代々木アニメーション学院 | 夜間や週1もあり

代々木アニメーション学院は「代アニ」の愛称で親しまれ、声優の育成にもいち早く取り組んできた伝統ある専門スクールです。

アニメ・エンタメのプロが運営

代アニは教育事業とあわせて、番組やアニメなどのコンテンツ制作や舞台なども手がける、いわば業界のプロ。

そのためプロの現場に直結したレッスンを受けられるのが強みです。

業界の最前線に身を置くスクールなので、最新トレンドや求められるスキルをいち早くカリキュラムに反映できています。

充実の「夜間学部」に注目！

代アニには全日課程（昼間部）のほか「Wスクール・社会人夜間学部」があります。
これは全日課程をギュッと圧縮して、同等のカリキュラムで学べる学部。

平日夜間に2日程度、そして土日を使ってしっかりスキルを習得していく充実のカリキュラムです。

「全日制は無理だけど、初心者だからしっかり体系的に学びたい」という方におすすめです。

※ただし夜間学部は東京のみの開講です。

忙しくても通いやすい週1コース

さらに、代アニには「週1コース」も。

平日夜間や土日に週1でレッスンできるため、忙しくても無理なく続けることができるでしょう。

さらに、週1コースは格安料金なのも魅力。
6ヶ月制で入学金33,000円と受講料132,000円で始められます。

もし6ヶ月後に更新したとしても、年間30万円ほどで済む計算となります。

名称	代々木アニメーション学院
コース	【声優・エンターテイナー学部】 （全日課程） ・声優タレント科 ・声優アニソン科　など 【Wスクール・社会人夜間学部】 （夜間課程） ・声優タレント科 【高等部】 【週1コース】 ・ベーシックコース ・ジュニアコース　など
入所オーディション	面接選考あり ※週1コースは無し
主な出身者 （敬称略）	水樹奈々・櫻井孝宏 松井恵理子・川島得愛　他
学費の目安	全日課程・夜間課程の場合 初年度学費 1,586,000円税込
所在地	東京・池袋・大阪・名古屋・福岡・札幌・仙台・広島・金沢 ※開講コースは校舎により異なる

 

まとめ

今回は「声優専門学校」と「声優養成所」の違いや、選び方のポイント、おすすめの専門学校＆養成所について解説してきました。

改めて比較表を載せておきます。

	専門学校	養成所
概要	認可校と呼ばれる「専門学校」と、それ以外の専門スクールに大別される	声優事務所（プロダクション）と直接の繋がりを持つ養成機関
受講形態	・認可校は平日5日通学する全日制 ・専門スクールは全日制〜週1コースまで多彩	1回2〜3時間のレッスンを週1〜3日程度行う
所属できる事務所	限定されない	系列事務所に限定
学費目安 （年間）	【全日制】 100〜160万円 【その他】 30万円程度〜	30〜60万円
初心者の割合	多め	少なめ
入所オーディション	基本的に無 ※書類選考等あり	基本的に有 ※無いケースも

初心者の方は、専門学校なら入学オーディション無しで入れますし、体系的なカリキュラムでゼロから学べるメリットがあります。

とはいえ初心者は養成所が絶対ダメというわけではなく、「個性」や「可能性」を認められて入所できる可能性も。

また専門スクールの方にも養成所と同様、週1回からの通学で済むところも。
全日制の学校ばかりではないといったところも覚えておいて下さい。

気になる学校や養成所があったら、まずは気軽に無料の資料請求をしてみましょう。
どんどん行動を起こすことで、あなたにピッタリのところが見つかってくるはずですよ。