簡単にできる大きい声の出し方はある？緊張しても通る声を出したい！

声が小さいと言われた経験はありますか？
他人に比べて自分の声は小さいなと感じたことはありますか？

大きい声を出したいのに、出ないのには理由があります。

今回は大きい声が出ない要因や、簡単にできる大きい声の出し方などを紹介します。

どうして大きい声が出ないの？

大きい声が出ない要因はひとつではありません。
要因が重なり、大きな声が出ない場合もあります。
思い当たるものがあったら、気をつけましょう。

姿勢が悪い

声は体を使って出しますので、姿勢が悪いと大きい声は出せません。

姿勢が悪いと言われて思い浮かぶのは「猫背」ではないでしょうか。

猫背だと首や肩まわりの凝り、気になりますよね。

上半身が硬くなってしまうと、発声にも影響が出ます。

また、猫背の姿勢では前屈みとなり、息もしっかり吸えない原因になります。

胸式呼吸をしている

呼吸法の種類として、耳にしたことはあるのではないでしょうか。

呼吸法には「胸式呼吸」と「腹式呼吸」があります。

文字通り、胸式呼吸は胸で、腹式呼吸はお腹でする呼吸です。

一見息をたくさん吸えそうな胸式呼吸ですが、実は腹式呼吸の方がしっかり息を吸い込むことができ、大きい声も出しやすいのです。

普段から腹式呼吸を意識していきましょう。

口が開かず喉が閉まっている

大きい声を出したいのに、口の開きが小さかったり、喉に力が入っていて喉の開きが悪かったりすると、大きい声はなかなか出ません。

口の開きが小さいのは、みなさんわかりますよね。

喉の開きが悪いというのは、喉の奥のスペースが狭くなっている状態です。

「あー」と声を出す時は、喉の奥が広がりますので「喉を開ける」をイメージする時の参考にしてみてくださいね。

体に力が入っている

緊張していると体に力が入ってしまいます。

体に力が入り硬くなることにより、筋肉が緊張し喉が閉まってしまい、多く息を吸うことができず声が出にくくなります。

リラックスして大きく息を吸い、吸った息を全て吐き出すように声を出しましょう。

とはいっても、なかなか難しいですよね。

緊張や不安は人によっても違います。

下を向いている

下を向いた状態で声を出そうとしても、喉が圧迫される状態になるため、大きい声は出づらいです。

緊張していたり、自信がない時は下を向きがちではありませんか？

普段から下を向かずに発声する意識をしてみましょう。

また、毎日のトレーニングなどを重ねていくと、自信もついてきます。

真っ直ぐ前を向いて進んでいこうとする意志は大切です。

簡単にできる大きい声の出し方と練習法

では、簡単にできる大きい声の出し方を紹介します。

少し意識するだけでも全然違うものもあるので、試してみてください。

姿勢をよくする

発声する時の姿勢をよくしましょう。

視線は真っ直ぐ前を向き、足を肩幅に開きます。

背筋を伸ばすと自然と胸が張ります。

姿勢がよくなると、気持ちも前を向ける気がしてきませんか？

発声は体が基本です。

まずは姿勢を意識していきましょう。

腹式呼吸を身につける

腹式呼吸は、胸式呼吸よりも息をたくさん取り込むことができる呼吸法です。

意識せず行っている呼吸は胸式呼吸が多いでしょう。

しかし、大きい声や通る声を出すには息をたくさん取り込める腹式呼吸です。

息を吸う時にお腹を膨らませて、吐き出すときにお腹をへこませます。

お腹から声を出すと大きい声が出るとよく言われるのは、腹式呼吸のことです。

口や喉を開く

大きい声を出すときは、口を開くことはもちろん、喉を開くことも大切です。

喉を開くといっても、イメージしづらいですよね。

病院の診察時に、喉を診てもらう際に「あー」と声を出してくださいと言われた経験ありませんか？

「あー」と声を出している時、喉の奥が開いている感じがわかるかと思います。

その感覚を感じながら声を出してみると、大きい声を出せるでしょう。

感覚がつかめてくると、自然とできるようになりますので、毎日練習してみてくださいね。

ストレッチをする

体の緊張をほぐすために、ストレッチをしましょう。

特に上半身に力が入っていると、通る声は出しづらいです。

腕を前後に回し肩や肩甲骨を柔らかくしたり、首をゆっくり回して首のストレッチをしてみましょう。

また、前屈や後屈をして体全体を動かすことも力が抜けるのでやってみてくださいね。

ブレストレーニングをする

吸う息の量を増やすために、ブレストレーニングをやってみましょう。

吸う息の量が増えると、吐き出す息の量も増えますよね。

吐く息の量に比例して、声も大きく出すことができます。

ブレストレーニングをする際にも、腹式呼吸を意識してみてくださいね。

肺活量があがり、インナーマッスルも鍛えられますよ。

滑舌トレーニングをする

滑舌の改善も、声の通りに影響してきます。

声優や俳優に限らず、滑舌が気になる方は滑舌トレーニングをすることで、声の通りがよくなるでしょう。

簡単にできる滑舌トレーニングとして、早口言葉やタングトリルの練習があります。

早口言葉の内容も、検索してみると初級から上級まで色々ありますので、挑戦してみてください。

自分だけでは無理！そんな人は学校を活用しよう

大きい声を出すためには、日々の努力が大切です。

自分だけで毎日継続していくのはつらい、自信がない、そう思うときは学校を上手く活用しましょう。

総合学園ヒューマンアカデミーでは、未経験でも安心して学べる環境が整っています。

基礎から応用まで丁寧にレッスンしていけるうえ、現役のプロからの指導が受けられるので、最新の情報も教えてもらえます。

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まとめ

大きい声、通る声を出すためには日々の努力が必要不可欠です。

大きい声が出なくなる原因を理解して、自分ができない部分を把握し、トレーニングで補っていきましょう。

毎日継続することが大切ですが、なかなかひとりでは続けていくことって大変ですよね。

そんなときは学校を上手に活用してみてください。

仲間と共にならきっと継続できるはずです。