国家試験やTOEICなどでもよく目にする4択問題。
選択肢が多い分、すべて勘で回答するのは難しいですよね。
本記事では、4択問題の試験中に迷ったらどうしたら良いのか、考え方のコツや裏ワザをご紹介しています。
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4択問題で迷ったら？裏技5選を解説
4択問題で全く答えの見当がつかない場合でも使える裏ワザを5つご紹介します。
問題文の長さで判別する
4択問題では、問題文が短いと選択肢の前半、長いと後半に正解がある傾向があります。
出題者側の意図としては、問題文は最後まで読んでから解答してほしいと考えるため。
問題文の初めだけを読んで選択肢を見始めた場合、正解が後半にあると迷って問題文に戻るという経験がある方もいるでしょう。
あくまで傾向ではありますが、どうしても迷ったときのために頭の片隅に置いておくと安心ですね。
選択肢4つを分類分けする
選択肢4つを分類分けできれば、問題文の内容が理解できなくても正解にたどりつきやすくなります。
4択問題の特徴は、
- 必ず正解の数が決まっている
- 正解以外は不正解になる
という点です。
一見当たり前に聞こえますが、上記を踏まえると4択問題で正解が一つの場合、選択肢の中で1つだけ分類が分かれる可能性が高いです。
そのため、どうしてもわからない時は選択肢の傾向を掴んで、仲間はずれを選ぶようにしてみる方法もありますよ。
他の問題文からヒントを得る
他の問題の中にヒントが隠されている可能性もあります。
選択問題においては、分からない問題や後で見直したい問題に印をつけておいて、一通り全問に目を通す解き方がおすすめです。
選択問題は、正解も不正解もすべて問題用紙に記載されています。
試験範囲などが決まっているテストの場合、その中にヒントが隠されている可能性があります。
直接的な回答でなくても、思い出すきっかけになるので、なるべく多くの問題、選択肢を見ていきましょう。
引っ掛け問題を見つける
引っ掛けようとしている問題を見つけると選択肢を一気に減らすことができます。
主張は正しいけど、問いと全く関係ないことを言っている選択肢があるとします。
この場合、問題文を読まずに回答しようとすると引っかかってしまう引っ掛け問題の例です。
他にも、選択肢の文が長い場合には部分的にあっていて一部間違っている引っ掛け問題があります。
選択肢の文が長い場合は、単語や区切りで分けて考えるなどの対策が効果的です。
引っ掛け問題が分かればその反対が正解という可能性が高いので、残りの問題から正解が見つけやすくなりますね。
断定の選択肢は避ける
文章で構成された選択肢の4択問題において強く断定している選択肢は不正解になることが多いです。
強い断定を示す単語として、
- 必ず
- 絶対
- 間違いなく
- すべて
- しなくてよい
などが挙げられます。
これらの単語を見つけたら、注意深く選択肢の文を確認してみましょう。
上記のような単語が使われている場合、根拠もなく事実に基づかない主張をしていることが多いので、正解が他にある可能性が高くなります。
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ケース別4択問題迷った時対策
ある程度勉強していても迷ってしまうのが4択問題ですよね。
そこで迷ったケースに応じた対策法の例をご紹介します。
選択肢の中に知らない単語が含まれている時
選択肢の中に難しい単語、見慣れない単語が含まれていると判別できず迷ってしまいますよね。
そんな時の対策としては、
- 他の選択肢だけで考えてみる
- 文脈から判断する
などが効果的です。
文脈から何となくの意味が分かれば1番良いですが、全く知らない単語や難しい単語は引っ掛け問題の可能性が高いです。
前項でご紹介したように、引っ掛けようとしている選択肢なので不正解の可能性が高いということになります。
一旦それ以外の選択肢から考えてみましょう。
正解が複数ある問題
4択問題には正解が1/4でない場合があります。
問題文の終わりに『◯つ選びましょう』などと書かれていることもあるので見逃さないように注意しましょう。
正解がいくつか分からない時は、選択肢の分類分けが効果的です。
選択肢を傾向ごとに分類分けすることで正解のグループができあがります。
迷った時は断定の言葉が使われていないかなど、他の視点で分類分けをするのも効果的ですよ。
問題文に難しい単語がある場合
問題文の単語や意味が理解できない時は、選択肢から問題を解いていくのが良いでしょう。
傾向ごとの分類分けなど選択肢の中からヒントを探すようにしてみましょう。
4つの選択肢の中に必ず正解があるのが4択問題なので、焦らずヒントを探す姿勢が大切ですよ。
全く見当がつかない時
今までご紹介した裏ワザを使っても全く見当がつかないときは、とりあえず埋めて正解できる可能性が高い他の問題に時間を充てるのが効果的です。
全く見当がつかなくて、勘で回答する場合には4択のうち後半が良いと言われています。
理由としては、問題作成者側の正解を隠したい心理によるものとされています。
根拠はないにしろ、全く分からず焦るくらいなら割り切って後半から選んで次の問題に進むのも作戦の一つですよ。
4択問題で迷う時によくあるケースをご紹介しました。
4択問題の形式は問題数が多い傾向があるので、一つの問題にかけられる時間は限られます。
確実に取れる問題を見逃さないためにも、一通り目を通すことが重要になります。
見直しの時間が取れない可能性も考えられるので、優先的に見直したい問題は後からわかるように目印をつけておくのがおすすめですよ。
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まとめ
- 問題文が長い場合、4択のうち後半に正解がある可能性が高い
- 回答が単語の場合、分類分けをすると答えが見つかりやすい
- 後から見返す問題は印をつけて最後まで目を通すことで問題文からヒントが得られることもある
- 引っ掛け問題を見つけると選択肢が減って解きやすい
- 断定の表現がある場合、不正解の可能性が高い
4択問題に迷った時の裏技5選をご紹介しました。
どんなに勉強していても、似たような選択肢があったり、文章が長かったりと試験においてイレギュラーはつきものです。
今回ご紹介した裏ワザを使えば、絶対正解できるというものではありませんが、知っていることで落ち着いて対応できることもあります。
勉強や試験対策で身につけた前提知識と、迷った時の対策を組み合わせて4択問題の正答率を上げましょう！
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