「食」は私たちの生活や経済、社会情勢に大きな影響を与えます。
食品・飲料や外食業界では、変化する食のトレンドを見据え、商品価値を高めることが重要。
近年では、食のトレンドを意識した商品価値を高めるブランディングが企業で取り入れられるようになってきました。
最近、フードコーディネーターの地位は向上し、資格取得を目指す人も増えています。
本記事では、フードコーディネーター資格の難しさや合格率について解説します。
1級・2級・3級の難易度についてもお話します!
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フードコーディネーター資格とは?
フードコーディネーターは、特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会が主宰する民間資格になります。
協会による定義づけとして、フードコーディネーターとは『新しい食の「ブランド」「トレンド」を創る食の「開発」「演出」「運営」のクリエーター』である、とされています。
実際、資格取得者の多くが食のスペシャリストとして、食に関わるさまざまな現場で活躍しています。
◇活躍の一例
- 食品メーカーや飲食店における商品・メニュー開発
- 販売促進のための演出
- 撮影現場での料理作成・スタイリング
- レストランや小売店舗、また料理教室の運営など
その活動の幅はとても広く、その人個人の得意分野によってだいぶ変わってきます。
フードコーディネーター資格の活用方法は?
フードコーディネーターは、フード業界で、幅広く活動することができます。
具体的にどんな仕事に携わっているのか、紹介していきます。
食を開発する
主に食品メーカーやレストランなどで、クライアントや消費者のニーズに合った商品開発やメニュー提案をすることが可能。
食とビジネスの知見を持ち合わせた上で、柔軟な発想が求められる仕事になります。
また、行政や地方の生産者、学校とコラボレーショーンし、観光業や産地の食プログラム、新しい教育カリキュラムの開発などにも携わることもできます。
食を伝える、運営する
ご自身で料理教室やフードコーディネーター育成スクール、カフェやレストランなど飲食店などを開き、運営することができます。
自分の得意分野を活かし、生徒や消費者と繋がる場を持つことで、直接誰かに伝えたり、教えたりすることも可能。
料理研究家として活動する人であれば、自分で考えたレシピを本にして出版したり、雑誌で食にまつわるコラムを執筆したり、さまざまな場で、自分ならではの料理や食への思いを人に伝えることもできるでしょう。
食を演出する
テレビや雑誌で料理を美味しそうに見えるように演出することもフードコーディネーターに求められる仕事の一つです。
撮影の現場が主となりますが、企画も媒体も撮影場所もさまざまで、料理を再現して美味しさが伝わるようスタイリングをすることもあります。
撮影がスムーズに進むよう、その案件ごとに最適な準備をして臨機応変に対応することが求められます。
食を発信する
SNSが当たり前の時代になってから、フードコーディネーターの仕事もさらに活動の場が広がりを見せています。
自らSNSを活用して、自作レシピやお気に入りの料理やアイテムを自分らしく発信をするフードコーディネーターも増えてきました。
フード関連の商品を扱う企業を中心に、SNSのコンテンツ作成や撮影、運用サポートに携わることも可能です。
フードコーディネーター資格の取得方法は?
フードコーディネーター資格の認定試験は、3級から1級まで実施しています。
3級から順に取得する必要があり、いきなり1級2級から始めることはできません。
3級の受験資格は特になく、中学校卒業以上の方ならどなたでも受験することが可能。
資格取得の勉強方法として、テキストを利用して独学する方法と対策講座で学習する方法があります。
それぞれ解説していきます。
テキストで独学する
フードコーディネーター資格は、協会が監修するテキストを使って独学で学ぶことが可能です。
3級対応は、「新・フードコーディネーター教本2024 3級資格認定試験対応テキスト」(新年度版)または、「新・フードコーディネーター教本2023 3級資格認定試験対応テキスト」のどちらかになります。
2級対応は「新・フードコーディネーター教本 2級資格認定試験対応テキスト」で、こちらは2022年に改訂されたものになります。
時代やトレンドに合わせた情報が追加されるため、旧版では対応できない内容もでてきます。
受験する際には、最新版のテキストで学習するように注意しましょう。
対策講座を受講する
試験対策として、協会は級ごとの対策講座を開催しています。
対策講座の受講は任意とされていますが、合格率を高めるためにも受講するのがおすすめです。
フードコーディネーター資格 試験内容は?
ここでは、フードコーディネーター資格の試験内容を級ごとに解説していきます。
それぞれ見ていきましょう。
試験概要 | CBT(コンピュータ ベースド テスティング)
120分・全100問(1分25問、4分野)・択一式 |
出題内容 | 「新・フードコーディネーター教本2024」または、「新・フードコーディネーター教本2023」、テキスト外からは食に関する一般常識
「文化」「科学」「デザイン・アート」「経済・経営」 |
試験日程・会場 | 毎年1回、11月上旬〜中旬・全国のCBTテストセンター |
受験料(税込) | 一般:12,000円 会員:7,000円 |
1次試験概要 | CBT(コンピュータ ベースド テスティング)
120分・全100問 |
1次出題内容 | 「新・フードコーディネーター教本 2級資格試験対応テキスト」を中心に、一部重要な食情報など
第1章:食市場の動向とマーケティング 第2章:商品開発 第3章:レストランプロデュース 第4章:ホスピタリティと食生活のサポート 第5章:食の表現と演出 第6章:フードプロモーション |
1次試験日程・会場 | 毎年1回、6月頃・全国の指定会場 |
受験料(税込) | 一般:12,000円 会員:7,000円 |
2次資格認定講座 | オンライン講座(オンデマンド配信)・課題提出 |
2次講座内容 | (1)企画書の基礎 約20分
(2)企画書作成のポイント 約50分(合計70分) *(2)はレストランプロデュース、商品開発、フードプロモーションの3分野から1つを選択 *動画にて(1)(2)を学習後、課題をご提出 |
2次試験日程 | 毎年1回、8月上旬(7日間) |
受講料(税込) | 14,000円 |
受験資格 | 2級1次試験合格者 |
1次試験概要 | 企画書審査 |
1次出題内容 | 3つの専門分野「レストランプロデュース」「商品開発」「フードプロモーション」より1つ選択し、企画書を提出
*資格は分野別に認定 *提出期間:9月上旬〜9月末締切 |
1次試験対策講座 | 東京(希望者のみ)・毎年1回、7月頃実施 |
1次試験受験料(税込) | 12,000円 |
1次応募資格 | 2級資格認定登録者 |
2次試験概要 | プレゼンテーション・面接
東京開催 |
2次出題内容 | 1次試験で合格となった企画書を使ったプレゼンテーション
自己アピール3分、プレゼンテーション15分、質疑応答10分程度 |
2次試験日程 | 毎年1回、2〜3月頃 |
1次試験受験料(税込) | 16,000円 |
受験資格 | 1級1次試験合格者 |
フードコーディネーター資格1級2級それぞれの難易度は?合格率は?
フードコーディネーターの難易度、合格率について解説していきます。
3級:難易度低め。合格率は8割
3級は、合格率は8割程で難易度はそこまで高くありません。
協会認定校で指定の講座を修了することで取得することもできるので、比較的取得しやすいものといえるでしょう。
*3級合格者数 約30,100人(2022年度)
2級:難易度は少し上がるものの、合格率は約80%
2級は、1次試験の試験合格率は以下のとおりです。
2023年度 | 85.39% |
2022年度 | 82.39% |
2021年度 | 84.80% |
*2級合格者数 約2,030人(2022年度)
2次試験では、資格認定講座を受けてから企画書作成の課題に取り組み、期限内に提出し、修了になります。
2級の合格率も3級と同様で80%程度と高く、試験の難易度はそれほど高くないでしょう。
1級の難易度は高め。合格率は20~40%
1級については、1次試験の試験合格率は以下のとおりです。
2023年度 | 29.72% |
2022年度 | 40% |
2021年度 | 22.58% |
*1級合格者数 約120人(2022年度)
2級までは比較的取得しやすいようですが、1級からは非常に難しい試験となっています。
直近の合格率は20〜40%と下がっていることからみても、独学のみでは対策は難しいでしょう。
1級2次試験は、プレゼンテーションがメインになります。
普段からプレゼンに慣れてない人にとってはハードルの高い試験になるかもしれません。
ぜひ試験対策講座を受けて、万全の状態で試験に臨みましょう。
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フードコーディネーターは、クリエイティブな要素が強く、食とデザイン、ビジネスを融合させるスキルが必要です。
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まとめ
- フードコーディネーターは、食のトレンドを創出するクリエーターであり、フード業界でさまざまな活躍の場がある
- 資格を取得することで、食のスペシャリストとして活動するために、十分な知識やスキルが習得できる
- 資格取得の難易度は、3級から2級まではそれほど高くない
- 1級になると試験内容もより専門的になり難しくなるため、対策講座などでしっかり準備する必要がある
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