准サービス介助士は役に立たないし意味ない？取得のメリットはある？  

日々高齢化が進んでいる現代社会。

福祉業界以外でも、介助が必要とされている業界が増えてきており、准サービス介助士のような公共機関などでの様々な場面に適応した介助ができる資格は今一番求められています。

しかし、「准サービス介助士」と調べると語尾には「役に立たない」や「意味ない」などのマイナスな言葉が。

一体なぜそのようなことを言われてしまうのでしょうか？

本記事ではその実態と准サービス介助士の魅力やメリットを紹介します。

最後まで読めば、准サービス介助士がどれだけ必要とされているかが身に染みてわかるはずですよ。

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准サービス介助士とは？資格概要と魅力

駅やデパート、銀行、市役所など公共の場で仕事をする方や、介護士とまではいかないけれど、ちょっとした日常場面で介助ができるようになりたい方におすすめの資格です。

そのため、履歴書でも資格名があるとかなりアピールポイントになるので取得しておいて損はなし。

福祉業界以外に多種多様な企業がほしいと考える「准サービス介助士」。

今一番注目され、魅力的な資格であると断言できます。

下記は資格概要です。

准サービス介助士が役に立たない・意味ないと言われる理由

本記事のメイン「なぜ准サービス介助士が役に立たない、意味ないと言われるのか？」その理由は大きく2つあります。

サービス介助士があるから

「准サービス介助士」のステップアップ資格として「サービス介助士」という資格があります。

役割や目的は准サービス介助士とほぼ同じ。

大きな違いとしては「実技教習」がサービス介助士にはあります。

准サービス介助士は在宅受験なので、講師との対面学習はなし。

サービス介助士は講師から直に介護技術を教わるカリキュラムが組まれています。

比較するとサービス介助士の方が信頼性が高く、准サービス介助士の必要性が見えなくなってきているのが「意味ない」と言われる要因だと考えられます。

しかし、意味ないなんてことはありません。

准サービス介助士を取得すればメリットがたくさんあるのです。

准サービス介助士認定日から1年間に限り、サービス介助士へのステップアップをする際に、課題免除や受講料割引などの特典あり。

また、准サービス介助士には更新手続きがないため永久に資格が有効です。

資格失効の不安や手続きの時間など気にせず所持することができます。

准サービス介助士は誰もが介護に触れやすい資格であり、さらに介護技術を高めたいと思う方を導く資格とも言えるのです。

転職や就職に影響がないと思われているから

「介助士」と聞くと介護や福祉のイメージが強く、他職種には関係ないと思う方が多いので、「准サービス介助士が様々な企業から求められている」という事実がまだ浸透しきれていません。

超高齢化社会である現代では、福祉業界だけでなく、社会全体が介護技術を身につけた人を必要としています。

特に公共機関類であれば准サービス介助士のような資格保持者は必要不可欠。

介護施設のように、必ず毎日介助をする場面に遭遇します。

准サービス介助士は転職や就職の際には大きな魅力となるので、面接の際はしっかりとアピールしましょう。

准サービス介助士のメリット

次は准サービス介助士のメリットについて大きく分けて3つご紹介します。

サービス介助士とはまた違った魅力があるので悩んでいる方には特に必見です。

在宅受験で資格取得ができる

サービス介助士には実技教習がありますが、准サービス介助士は自宅で学習、受験が可能です。

前項では、面接の場合信頼感ではサービス介助士に劣ると記述しましたが、勉強する点では大きなメリットと言えます。

対面学習が苦手な方や、忙しくて時間が取れない方。

准サービス介助士はどんな人にも適応した資格なのです。

更新手続きがない

サービス介助士では、3年に1度更新手続きがあり、さらに更新料もかかるため資格所持に大変さを感じるでしょう。

それと比べて准サービス介助士には更新手続きがないため、資格取得後の失効の不安や、更新にかける時間を気にせずにいられます。

履歴書のアピールポイントになる

冒頭でも述べた通り、准サービス介助士のような「介助ができる人材」を求める企業は職種問わずたくさんあります。

特に多いのは、駅、空港、市役所、デパート、銀行などの公共機関。

また、トヨタなどの自動車関連会社、資生堂などの化粧品会社からの導入実績も。

准サービス介助士は、福祉業界以外でもこれだけ多くの会社から求められているのです。

履歴書に書けば必ずアピールポイントとして光るはず。

取得後はぜひ履歴書に記載してください。

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まとめ

内閣府のホームページの記載では2042年まで高齢者の増加は続くと言われています。

現代でも将来でも求められているのは「介助」。

これが変わることはありません。

正しい介護知識と技術のある人材は、この先も必要不可欠で十分なアピールポイントとして光ります。

サービス介助士がある手前、准サービス介助士は役に立たない、意味がい資格に見えてしまいますが、実はサービス介助士よりも手軽に取れるメリットの多い資格なのです。

興味ある方、とりあえず介護系の資格を取ってみようかという方はぜひ准サービス介助士を取得してみてくださいね。