「日本酒の資格を取得したいけれど、どの講座やテキストを使って学習すればいいかわからない」
このような悩みをお持ちではありませんか?
資格取得を目指したいと思った時に、どう学習していくのかは、大切な問題ですよね。
資格といえば、ユーキャンの通信講座を想像する人も多いのではないでしょうか。
「ユーキャンであれば、日本酒の有名な資格を取得することもできるのではないか?」
そう考える人もいるはずです。
日本酒の資格と言えば、利き酒師資格は多くの人に認知されており、取得を目指す人が多い資格の一つ。
そんな利き酒師資格をユーキャンで取得できるのかについて解説。
また、日本酒資格を取るならおすすめしたい資格についてもご紹介します。
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ユーキャンで利き酒師資格は取れる?
結論からお伝えすると、ユーキャンで利き酒師資格を取得することはできません。
ユーキャンは幅広い資格講座が用意されていますが、日本酒に関わる資格講座は用意されていません。
日本酒資格を取得するなら、他の媒体や公式の協会を利用して資格を得る必要があります。
利き酒師資格はSSIで取得する
利き酒師資格は「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)」が運営している資格です。
利き酒師資格は認定機関を設けておらず、試験に挑むにはSSIの公式HPより申し込みをする必要があります。
公式HPより、いくつかのコースの中から受けやすいものを選択し、講座修了してから試験を受けるといった手順を踏みます。
試験の合格時には、利き酒師を認定するSSI加盟の上部団体「NPO法人FBO」へ入会が必須です。
利き酒師資格は、合格後も毎年資格を維持するには、FBOへの年会費15,900円の費用がかかります。
資格取得にかかる費用も高めであることから、人によっては挑むには敷居が高いと感じることもあります。
認知度の高い資格で、専門職ではほとんどの人が認知していることから、仕事に活かすには信頼性の高い魅力のある資格。
もし日本酒の資格の中でも、利き酒師を目指すのであれば、SSIの公式HPをチェックしてみてください。
【利き酒師資格コース費用】
- 通学・受検型:59,000円~79,500円
- 非通学・履修型:69,000円~99,000円
【合格後にかかる費用】
- 認定登録料:25,000円
- FBO入会金:19,000円
- 初年度年会費:15,900円
利き酒師資格に代わるおすすめの日本酒資格は?
「利き酒師資格にこだわっているわけではない」という人におすすめの資格を5つピックアップしました。
自分自身に相性が良い資格を見つけ、ぜひ役立ててください。
5つの日本酒資格は、下記のとおりです。
- 初学者に優しい日本酒プロフェッショナル資格
- 段階的にレベルアップを目指すなら日本酒検定
- 日本酒ソムリエをめざすならSAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)
- テイスティング力をつけるなら酒匠(さかしょう)
- 講師を目指すなら日本酒学講師
一つずつご説明します。
初学者に優しい日本酒プロフェッショナル資格
日本酒の基礎知識を身につけ、日本酒の種類や選び方を習得。
その場に応じた日本酒を選択できるスキルが得られる資格です。
日本特有の製法を知り、日本酒に欠かせない米や水に関する知識を学び、日本酒がいかにして作られているのかを理解します。
製造に関して理解できた段階で、日本酒の味わい方やマナー、ラベルの見方といった、実践的な内容を学習。
おそらく、多くの人が一番関心の高い内容ではないでしょうか。
この知識が得られれば、趣味の幅が広がることはもちろん、飲食業や日本酒販売の仕事に活かせますよ。
接客の際に、その人に合った日本酒をおすすめできたり、日本酒に合う料理を紹介することも可能。
初めて日本酒について学習するという人は、ぜひ候補に入れてほしい資格の一つです。
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段階的にレベルアップを目指すなら日本酒検定
5級から1級までの幅広いレベルが用意されており、自分の求める知識に合わせて、目指す級を選べるのが魅力です。
自分のレベルごとに、目指す級を設定し、モチベーションを保ちながら学習できる点が魅力ですよ。
5級と4級はいつでもネット受検が可能なので、腕試しに挑戦してみるのも良いでしょう。
級が上がるごとに、合格ラインも高くなるので、内容のレベルが上がるとともに、正答率も問われます。
テキストをくまなく学習して、しっかりと内容をインプットしておくことが大切です。
試験内容は歴史や製造法、飲み方や選び方といった、一般的な日本酒資格と変わらない内容が出題されます。
目標を定めながら、徐々にレベルアップを目指すのなら、日本酒検定がおすすめです。
【日本酒検定】
- 5級・4級:1,100円
- 3級・2級:CBT受検は7,100円
会場受検は6,000円 - 準1級・1級:6,000円
日本酒ソムリエをめざすならSAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)
酒ディプロマの資格を取得すれば、日本酒ソムリエを名乗れるだけの実力を持ち、より仕事に活かしやすくなると言われています。
実際に「日本酒ソムリエ」という職種があるわけではありませんが、日本酒選びのアドバイザーができるレベルの人を指しています。
信頼性が高く、プロとして認識されてるレベルに到達できるのが、酒ディプロマです。
飲食店や旅館、販売に活かせるほかに、日本酒に関係するイベントやセミナーを主催することも可能。
「多くの人に日本酒の良さを伝えたい」と考えている人には、特におすすめの資格ですよ。
酒ディプロマは、1次試験と2次試験の二つに合格することで、資格取得ができます。
2つの試験を一度で合格までたどり着けるのは、わずか39%だと言われています。
多くの人が合格できないという難易度の高さから、実力を証明できることは間違いありません。
本格的な日本酒知識を極めたい人には、おすすめの資格です。
【酒ディプロマ】
- 1次試験から受験:1回の場合29,600円(会員は20,380円)
2回の場合34,440円(会員は25,220円) - 2次試験から受検:14,210円(会員は7,300円)
テイスティング力をつけるなら酒匠(さかしょう)
卓越したテイスティング能力を身につけ、日本酒や焼酎のセールスプロモーションを行う資格。
販売職やバイヤーに活かせる、仕事に役立てたい資格の一つですよ。
味の要素の理解を深め、香りの表現力を磨き、日本酒の良さを伝えることに重点を置いています。
料理とのペアリングの能力が高いことも特徴です。
酒匠の資格を得るには、2日間の講習を受けて、別日に1次~4次までの試験を受ける必要があります。
1次と2次では筆記試験が実施され、3次と4次ではテイスティングを伴う筆記試験が行われます。
講習は2日間連続で行われ、合計18時間を要して学習。
味覚と嗅覚を向上させるための、基礎スキルや見極める能力を鍛えていきます。
日本酒のセールスに役立てたい人や、より正確に日本酒のテイスティングができる力を求める人におすすめの資格です。
【酒匠】
- 受講受験料:114,000円
- ブラッシュアップコース:57,000円
- 認定登録料:25,000円
講師を目指すなら日本酒学講師
日本酒学講師は、その名の通り、日本酒の知識を講師として伝えられる能力を身につける資格。
国内外問わず、ビジネスシーンで活用している人がたくさんいます。
- 従業員の日本酒知識を向上させるための指導
- 飲食業を行いながら、付加価値としてお客様相手にセミナーを開催
- 日本文化を海外に伝えるためにカルチャースクールや配信で知識を披露
使い方は、それぞれです。
日本酒学講師は、3日間の講習を受け、その後に試験を受けることで取得が可能。
2024年現在、日本酒学講師の資格保有者は600名以上です。
利き酒師資格は4万人を超えていることから、日本酒学講師の資格難易度は高めであることがうかがえます。
趣味ではなく、仕事に活かすことを前提として挑戦するのにおすすめの資格です。
【日本酒学講師】
- 受講受検料:114,000円
- 認定登録料:30,000円
資格取得の翌年からは、FBOへの年会費15,900円を支払うことで、資格を維持できます。
一押しはラーキャリ「日本酒プロフェッショナル資格取得講座」
多くの人におすすめしたい、一押しの資格は「ラーキャリ 日本酒プロフェッショナル資格取得講座」です。
日本酒プロフェッショナルは、初心者でも挑戦しやすく、わかりやすさにこだわりを持っています。
日本酒の基礎知識を間違いなくインプットするには、うってつけの資格。
講座から試験までを一貫して在宅でできることもあり、忙しい中でも挫折せずに学習できますよ。
24時間LINEでの質問も受け付けており、講座ならではのサポート体制が整えられているのも魅力の一つです。
費用は他の日本酒資格と比較しても高すぎることはなく、認定登録料や取得後の更新料もかかりません。
初めて日本酒資格の取得を目指すのなら、日本酒プロフェッショナルに挑戦してみてください。
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まとめ
- ユーキャンで利き酒師資格は取得できない
- 利き酒師資格はSSIで取得する
- 日本酒資格の中でも一押しはラーキャリの日本酒プロフェッショナル
ユーキャンで日本酒資格を取得することはできませんが、活用しやすい講座や資格があります。
それぞれ資格の特徴やかかる費用は異なるので、必要な資格を選択する必要があります。
日本酒についてさらに詳しくなりたいと考えるのなら、自分の目的に合った資格を選んで受検してみてください。
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