SAKE DIPLOMA（酒ディプロマ）講座の難易度は？メリット・過去問・年会費まとめ

お酒の資格

お酒が好きな人は、日本酒が好きという人もたくさんいるはずです。

日本酒は日本独自の手法で、全国各地に豊富な種類の銘柄が作られています。

好きなものの知識は、深めたくなりますよね。

本格的な日本酒の知識を得たいと考えたことがある人は、日本酒の資格取得を目指すのが確実な方法です。

しかし、日本酒の資格は数多くあり、どの資格を目指すのが良いかよくわかりませんよね。

この記事では、SAKE DIPLOMA（酒ディプロマ）について解説します。

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SAKE DIPLOMA（酒ディプロマ）とは？

酒ディプロマ資格は「一般社団法人 日本ソムリエ協会（J.S.A.）」が認定している、日本酒に関わる資格です。

日本酒のソムリエや関わりのある業種に就く人の知識を深め、スキル向上を目指すことができます。

J.S.A.の会長は、日本のみならず世界で名の知れた田崎真也さんが務めています。

田崎さんが会長になったのち、日本食や日本のお酒に注目し、2017年より酒ディプロマの資格が始まりました。

日本酒にまつわる深い知識を得て、人にアドバイスができるプロとしてのスキルを獲得できる、専門家に向けた資格の一つです。

SAKE DIPLOMAの難易度

酒ディプロマの難易度は高いと言われています。

日本酒の歴史から製造方法、産地の特徴や論述といった幅広い範囲で出題。

まんべんなくしっかりとインプットする必要があることが、難しいと言われる理由です。

日本酒だけではなく、焼酎についても基礎知識の学習が必須。

他の日本酒資格と比較しても、内容の濃さがうかがえます。

酒ディプロマのストレート合格率は、39％程度。

一度での合格は難しいことがわかる数字となっています。

1次試験の平均合格率は59％、2次試験は66％。

隅々まで学習できていないと、取得が難しいと評判です。

数日の学習では合格は目指せないことを念頭に入れて、しっかりと試験対策をすることが大切ですよ。

SAKE DIPLOMAを受けるメリット

「わざわざ難易度の高い日本酒の資格を目指す必要はある？」

このような疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。

酒ディプロマを受けるメリットは、下記の通りです。

  • 周囲から専門家として認識される
  • 仕事の幅が広がる
  • 給料アップの可能性がある

一つずつご説明します。

周囲から専門家として認識される

酒ディプロマは「深い知識がないと合格できない」と、日本酒に関わる多くの人が認識しています。

酒ディプロマを取得すれば、能力を高く評価され、周囲からプロの専門家として認識されますよ。

日本酒に関わる仕事を行う人にとっては、箔がつき信頼感も高まるのは間違いありません。

仕事の幅が広がる

信頼感の高い酒ディプロマの資格を有していれば、仕事の幅が広がる可能性も高まります。

例えば、より信頼されるアドバイザーになれたり、自分で飲食店を開業する手助けになったりと、今までの仕事よりもグレードアップを目指せますよ。

イベントの開催やSNS運用、講習会など多くの人に教える立場となって、日本酒の良さを伝えられる人材になることも可能。

日本酒に関わる仕事であれば、あらゆる職種を目指せる力を身につけられます。

給料アップの可能性がある

信頼度が上がったり、仕事の幅が広がれば、もちろん給料アップも見込めます。

派遣やパートの立場でも時給アップに繋がったり、正社員なら仕事を任せてもらえる範囲が広がり、給料に反映されることもあるはずです。

高い向上心を持って働いている人に、ピッタリの資格ですよ。

SAKE DIPLOMAの過去問はある？

酒ディプロマの過去問は、J.S.A.の公式HPで見ることが可能です。

過去問に限らず、対策問題集や基本の4択問題集といった、ポイントを絞った問題も閲覧できるようになっており、試験までに活用できますよ。

同じくHPで用語集や年表、料理との相性についての情報集もそろえられており、学習材料が充実しています。

上手く活用しながら、試験対策に挑める環境が整えられていますよ。

SAKE DIPLOMA取得までの費用

酒ディプロマの資格は、1次試験と2次試験があります。

試験日程が分かれており、それぞれ料金が発生。

そこで、各試験の費用についてご紹介します。

1次試験＋2次試験の場合

1次試験は、2回まで受験が可能です。

出願する際に、受験回数を決めて、受験料を支払います。

2回受検で申し込んだものの、1回で合格した場合でも、返金はしていないので注意が必要。

J.S.A.の会員かどうかで料金が異なるので、それぞれの価格を表にまとめました。

一次試験 会員 一般
1回 20,380円 29,600円
2回 25,220円 34,440円

1次試験を申し込んだ人には、公式テキスト『J.S.A. SAKE DIPLOMA教本』が送られてきて、教本代を含めた金額となっています。

1次試験合格後は、少し期間が空いたのち、2次試験を受けます。

2次試験のみ受ける場合

以前1次試験は受かったものの、2次試験に落ちてしまったという人は、2次試験のみで申し込むことが可能。

免除期間は、1次試験を受けてから5年間の間です。

2次試験のみの費用は、下記のとおりです。

会員 一般
2次試験のみ 7,300円 14,210円

この場合は、教本はついてきません。

万が一教本が必要な場合は、J.S.A.のECサイトより購入可能です。

2次試験の合格で、酒ディプロマの資格認定を受けられます。

合格後には、認定料20,950円の支払いが必要です。

SAKE DIPLOMAは年会費が必要？

酒ディプロマを維持するための年会費はかかりません。

日本酒の資格の多くは更新料がかかりますが、酒ディプロマは必要ないという点が、大きな特徴です。

しかし、J.S.A.へ入会した場合は、毎年年会費を支払う必要がありますよ。

日本ソムリエ協会への入会は必須ではない

J.S.A.への入会は必須ではありません。

そのため、合格したとしても、会員にならない場合は特別な費用はかからないのです。

もし入会を希望するのなら、年会費が15,000円かかります。

会員になるメリットは、

  • J.S.A.の機関誌が送られてくる
  • J.S.A.が行うセミナーに無料（もしくは会員価格）で参加できる
  • コンクールに挑戦できる
  • 資格試験を会員価格で受けられる

これらが挙げられます。

内容に興味がないのなら、入会しなくても酒ディプロマの認定に影響はないため、問題ありません。

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日本酒について趣味で学びたい人や、日本酒についてまだ知識を深めていない初心者であれば、ラーキャリーの「日本酒プロフェッショナル資格取得講座」がおすすめです。

日本酒の歴史や作り方、飲み方といった、日本酒知識を学習する点は、酒ディプロマと変わりません。

しかし、ラーキャリのテキストは、主要な内容をピンポイントで分かりやすく解説しています。

日本酒に関する全体像を理解できるカリキュラムとなっており、初心者でも挑戦しやすい内容が詰まっていますよ。

申し込み後に送られてくるテキストを使い学習した後は、好きなタイミングで試験問題を行います。

解答用紙を送れば、あとは合否通知を待つのみ。

全て自宅で完結できる点も、多くの人が挑戦しやすいポイントの一つですよ。

これから日本酒の知識を深めていきたいと考えている人は、ぜひラーキャリの日本酒プロフェッショナルを検討してみてください。

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まとめ

  • 酒ディプロマは、日本酒にまつわる深い知識を得て人にアドバイスができるようにする、専門家に向けた資格
  • ストレート合格率は39％程度と難しい資格
  • 酒ディプロマの資格を持つことで、専門家としての信頼感が高まる
  • J.S.A.へ入会すれば年会費がかかるが、入会しなければ更新料は必要ない
  • 初心者には、ラーキャリの日本酒プロフェッショナルがおすすめ

酒ディプロマは、難易度が高い分、認定を受けた場合の信頼感はとても高まります。

日本酒に関わるプロを極めたいという人にはうってつけの資格ですので、気になる人はぜひ挑戦してみてください。

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