iPhone嘘発見器アプリ『True or Lie』|2009年 製品アーカイブ

True or Lieの概要

「True or Lie」は、2009年1月6日に株式会社FEYNMANがApp Storeで販売を開始した、iPhone 3G向けの嘘発見器アプリです。価格は350円でした。

当時の説明によれば、質問される側の脈にヘッドフォンのマイクを当てて心拍数を計測し、その変化を計測器風の画面で表示するというもの。マイクを当てた状態で質問をすると、画面に表示された針が振れる——という体験を提供するアプリでした。

重要な注記: 本アプリは、当時エンターテインメントアプリとして販売されたものです。心拍数の変化から嘘を科学的・医学的に正確に判定できる装置ではありません。本ページの記述は、2009年当時の製品説明を歴史的記録として整理したものであり、その判定精度を保証・推奨するものではありません。

2009年初頭のiPhoneアプリ市場

日本でApp Storeが始まったのは2008年7月。True or Lieが登場した2009年1月は、そこから半年ほどの時期です。

この頃のApp Storeでは、実用アプリと並んで、端末に載ったセンサーやマイクを「面白い使い方」に転用するアプリが数多く登場していました。加速度センサーを使ったもの、マイクの入力に反応するもの、カメラを使ったもの。ハードウェアの新しい機能に対して、まだ「正しい使い方」の型が固まっていなかったからこそ、こうした試みが並んでいたわけです。

True or Lieも、その系譜にあるアプリだといえます。ヘッドフォンに付いているマイク——本来は通話のための部品——を、脈を拾うセンサーとして使う。専用のハードウェアを足さずに、手元のiPhoneと付属品だけで計測器風の体験を組み立てる、という発想です。

使い方と2つのモード

当時の資料で説明されていた使い方は、次のようなものです。

嘘発見器として使う場合

  1. 質問したい相手の手首や首元の脈に、ヘッドフォンのマイクを当てる
  2. その状態で相手に質問をする
  3. 画面に表示された計測器の針の振れを見る

心拍計として使う場合

嘘発見器モードとは別に、単純に心拍数を測るモードも用意されていました。

なお、当時のUIの詳細や針の挙動のアルゴリズムについては、公開資料で確認できる範囲を超えるため、本ページでは推測での記述を行っていません。

製品概要(発売時点)

項目 内容
名称 True or Lie
対応機種 iPhone 3G
言語 日本語・英語
発売日 2009年1月6日
価格 350円
販売元 株式会社FEYNMAN

※すべて発売当時の情報です。

当時の報道

  • マイナビニュース(当時:マイコミジャーナル)「FEYNMAN、iPhone3G向け嘘発見器アプリ『True or Lie』の販売を開始」(2009年1月6日)
  • BB Watch「心拍数の変化で嘘を発見するiPhone向けアプリ『True or Lie』」
  • ケータイ Watch(同件を報じた記事)
  • AppBank(2009年1月6日付、レビュー記事)
  • DreamNews(株式会社FEYNMANによるプレスリリース)

各記事の本文は各媒体の著作物です。本ページでは事実関係のみを要約しています。なお、BB Watchは2009年12月末をもって休刊しています。

現在の提供状況について

「True or Lie」は現在販売されていません。 当時のApp Storeリンクが外部サイトに残っている場合がありますが、それらは2009年当時のリンクであり、現在ダウンロードできることを意味しません。

旧FEYNMANと現在の運営者について

「True or Lie」を開発・販売したのは、2008年7月に設立された株式会社FEYNMAN(東京都渋谷区、代表取締役:八尾憲輔)です。同社は当時、待ち合わせアプリ「イマココ(imacoco)」、耳年齢測定アプリ「Ear Age」、絵文字メーラー「Yuriko」などを手がけ、その後『スポニチ プロ野球速報』や『ゆるふわ育成ゲーム MEGU』へと展開していきました。

現在このドメインを運営しているファインマン・システム株式会社(2019年9月設立、東京都千代田区)は、上記の株式会社FEYNMANとは別法人です。本ページは、外部から参照され続けている旧製品URLに対して正確な製品情報を残す目的で公開しています。

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