たくさんの種類のパン、様々な特徴があるパン屋さん、パンの楽しみ方はどんどん広がっていますよね。
もっとパンの世界を広めたい、パンに関わる仕事をしたいと考えている人におすすめなのがパンシェルジュ検定です。
パン好きで有名な俳優の木南晴夏さんも取得しているパンシェルジュ検定。
どんな資格なのか、取得することでどんなメリットがあるのか、見ていきましょう。
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パンシェルジュ検定とは?
パンシェルジュ検定は日販セグモ株式会社が企画・運営している検定。
2009年に誕生しました。
パン好きがよりパンを好きになる資格
パンシェルジュとは、「奥深いパンの世界を迷うことなく案内できる幅広い知識を持った人」という意味で名づけられたそう。
パンシェルジュ検定には3級・2級・1級とあります。
※1級は2級合格者のみ受験可能
パンの製法、歴史や文化・マナー、トレンド、健康や衛生に関することなど、総合的にパンの知識を証明できる資格です。
パンに関する知識を身に付けることで、パンの奥深い世界を知り、よりパンを好きになれるのです。
試験の日程や場所、費用は?【オンラインでも受験可能】
パンシェルジュ検定は年2回、3月と9月に実施されています。
受験は、会場受験とオンライン受験から選択可能。
会場受験は、札幌・東京・横浜・名古屋・大阪の試験会場でマークシート形式で行われます。
オンライン受験は、カメラ付きパソコン・スマートフォン・タブレットで、会場受験と同じ日時に受験。
事前に接続テストを行い、当日受験に臨みます。
試験時間と問題数を見てみましょう。
試験時間 | 問題数 | |
3級 | 60分 | 4者択一方式100問 |
2級 | 70分 | 4者択一方式100問 |
1級 | 80分 | 4者択一方式80問 記述式(レポート)1問 |
3級の100問を60分…意外にハードです!
受験料はこちら。
受験料 | |
3級 | 4,900円 |
2級 | 5,900円 |
1級 | 7,700円 |
3・2級併願 | 9,800円 |
2・1級併願 | 11,700円 |
3・2級併願の場合、3級が不合格でも2級が合格できれば2級を取得できますが、2・1級併願の場合、2級が不合格となれば1級を取得できません。
団体割引や再挑戦割引などもあります。
申し込みはパンシェルジュ公式サイトから行い、受験料の支払いはクレジットカードかコンビニ決済から選択しましょう。
どんな人が受験している?
3級と2級は、どんな人でも受験することができます。
パンシェルジュ検定の公式サイトで、受験者の男女比を見ることができるのですが、女性が80%、男性が20%なんだそう。
男性の受験者は、パンシェルジュ検定が始まったころは10%にも満たなかったのですが、近年特に増えてきているのが分かります。
受験者の年代も職業も様々。
また、パンシェルジュ検定に挑戦した動機やどのように活かしたいかというアンケートでは、趣味の知識を広げたいという人と、仕事に活かしたいという人が半々。
木南晴夏さんのようにパンを好きな人、パンを仕事にしたい人、パンに関わる仕事の人のステップアップの手段など、様々な人が挑戦している検定なのですね。
学習方法は独学【公式テキストは必須】
パンシェルジュ検定には通信講座などはないので、独学で挑みます。
パンシェルジュ検定には公式テキストが販売されています。
試験問題はこのテキストにまとめられていますので、パンシェルジュ検定に挑戦するなら必須です。
書店や各ネットショッピングサイトで購入することができます。
手に取ってみると分かるのですが、テキストは200~250ページと充実した内容。
試験内容には、パンの製法やパンの歴史、衛生管理など多岐に渡り、中には細かい数値や年代の問題も。
一読しただけでは覚えられない問題も多くありますので、少なくとも1ヶ月はしっかり勉強することをおすすめします。
公式テキストには、各章の確認問題や模擬問題がありますので、本試験の前に挑戦して自分の弱点を把握しましょう。
合格率や難易度は?
パンシェルジュ検定の合格基準は、3級・2級は100点満点中70点以上、1級は100点満点中80点以上です。
パンシェルジュ検定公式サイトによる合格率はこちら。
- 3級:84%
- 2級:65%
- 1級:49%
特に3級は合格率も高く、簡単に合格できそうに感じますよね。
実際に3級で出題された問題を見てみましょう。
【例題1】スポンジ法の長所のうち、正しくないものはどれか。次のうちから選びなさい。
- ボリュームのあるソフトなパンに仕上がる
- 工程が少ないため、作業時間が短くすむ
- 機械耐性があり、材料の影響をほとんど受けない
- 老化が遅い
【例題2】加熱による殺菌法はいくつかあるが、次の組み合わせのうち正しくないものはどれか選びなさい。
- 熱湯による加熱 80℃以上 5分以上
- 蒸気による加熱 100℃ 15分以上
- 煮沸による加熱 100℃ 1分以上
- 熱風による加熱 80℃前後 30分以上
いかがでしょうか?
答えは【例題1】が2、【例題2】が3です。
しっかり勉強していないと分からない問題もありますので、合格率で油断してはいけません。
公式テキストをしっかり理解しておくことで解ける問題ばかりですので、公式テキストさえあれば十分合格は目指せるということ。
また、先ほど問題数と試験時間をご紹介しましたが、100問を60~70分で解かなくてはいけないので、あまり考えている時間はありません。
悩まずに解いていきたいので、テキストにある確認問題や模擬問題でペースに慣れておきましょう。
パンシェルジュ検定に合格すると?
パンに関する知識を証明できるパンシェルジュ検定。
取得するとどんなメリットがあるのか考えてみましょう。
パンの知識を深めることができる
パンシェルジュ検定では、パンの製法やパンの歴史・文化、トレンドなど、幅広い知識を得ることができます。
- パンにまつわる歴史
- 世界の国々でのパンの楽しみ方
- 美味しいパンのつくり方
- パンをよりおいしく食べる方法
などなど、知れば知るほどパンの奥深さの虜に。
きっとパンシェルジュ検定に挑戦したあとは、よりパンを楽しめるようになるはずですよ。
履歴書に書ける
パンに関する仕事をしたい人は、パンシェルジュ検定を取得していれば履歴書に書くことができます。
2009年に誕生した資格なので、認知度はそれほど高くないのですが、「パンの資格を取得している」という熱意は必ず伝わります。
パンに関する幅広い知識は、働く上でも自信につながりますよ。
知識を活かせるWebコミュニティに参加できる
パンシェルジュ検定に合格すると、合格者だけが登録できるWebコミュニティ「ぱんてな」の会員になることができます。
会員限定のイベントやプレゼント企画や、全国各地のパン情報やパンの楽しみ方などの情報も得られるコミュニティですので、合格したらぜひ登録してみましょう。
登録はもちろん無料です。
パン資格を取得するならラーキャリ「パンプロフェショナル資格取得講座」もおすすめ
パンシェルジュ検定も魅力的な資格ですが、年に2回の試験日程に合わせて勉強をする自信がない、独学で合格できるか不安という人もいますよね。
そんな人にはラーキャリ「パンプロフェッショナル資格取得講座」もおすすめです。
通信講座の分かりやすいテキストで学び、自分のタイミングで自宅受験可能な資格試験に合格することで、パンプロフェッショナル資格を取得することができる講座です。
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通信講座+試験 | 49,500円(キャンペーンで39,500円になる期間あり) |
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試験のみの申し込みも可能ですが、通信講座のテキストには試験のポイントがしっかりおさえられていますので、確実に資格を取得したい人は「通信講座+試験」のコースを受講しましょう。
ラーキャリでは、通信講座の修了の条件にありがちな添削課題が必須ではありません。
添削課題を提出せずに資格試験を受けることで、最短2週間で資格取得が可能。
また、受講期間は最長3年なので、忙しい人も、じっくり勉強したい人にも受講しやすい通信講座です。
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まとめ
- パンシェルジュ検定はパンに関する幅広い知識を証明できる資格
- パンシェルジュ検定には3級・2級・1級があり、3級・2級は誰でも受験可能、1級は2級に合格しないと受験できない
- パンシェルジュ検定は年2回、3月・9月に会場受験、オンライン受験で実施される
- 合格を目指すには公式テキストが必須、しっかり内容を理解すれば十分合格を目指せる
パンの魅力をより知ることができる資格であるパンシェルジュ検定。
朝はパン派という人、いろんなパン屋さんに行くのが好きな人、自宅でパンを作るのが趣味という人…様々なパン好きさんにぜひ挑戦してほしい資格です。
公式テキストは書店にもあることが多いので、興味のある人はぜひ手に取ってみてくださいね。
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