食生活アドバイザー資格は無駄にならない?取って良かった? 私の資格活用法をシェアします

食育の資格

食生活アドバイザーは、食事と生活全般をトータルで考え、健全な食生活を提案する役割を担った、食生活全般のスペシャリストです。

近年、農林水産省などが食育を推進しています。

令和6年3月に農林水産省が発表した、食育に関する意識調査報告書によると、食育に関心がある人の割合は78.1%と、食への関心の高さがうかがえます。

食や健康への注目が高まる中、食生活アドバイザーの活躍が期待されています。

一方で、ネットで“食生活アドバイザー“と検索すると、「無駄」「意味がない」という、資格取得を迷ってしまう検索結果を見たことはありませんか。

そこで本記事では、資格を無駄にしないために知っておきたいことを紹介します。

モヤモヤを解消して、資格取得の一歩につなげましょう!

 

さらに、資格が役に立たなかった……そんな人も必見。

資格の活用方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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食生活アドバイザー資格は無駄になる?

結論から言うと、食生活アドバイザー資格は無駄になるものではありません。

食生活アドバイザー資格が、「無駄」「意味がない」と思われる理由として、

  • 国家資格ではない
  • 就職活動で活かせない
  • 資格取得後のイメージができていない

などが挙げられます。

しかし、事前に無駄にしないポイントを知っておくことで、防ぐことができます。

食生活アドバイザー資格を無駄にしないために知っておくポイント

「無駄」「意味がない」を防ぐために、資格を取得する前に「取得する目的」と「どのように活かしていきたいか」を考えておくことがポイントです。

国家資格と民間資格の違いを知ろう

食生活アドバイザーは、民間資格です。

民間資格よりも国家資格の方が、権威性・専門性などが高いです。

まず、前提として資格は、国家資格とその他の民間資格などに分けられます。

食生活アドバイザーは、民間資格に分類されます。

種別 定義 資格例
国家資格 国の法律に基づいて、個人の能力・知識を証明するもの 栄養士、管理栄養士など
民間資格 社団法人などの民間団体が、独自に定めた基準に基づいて、個人の能力・知識を証明するもの 食生活アドバイザー、食育アドバイザーなど

国家資格は、国の法律に基づいた証明であり、資格取得のためには専門学校への通学や実務経験を要するものもあります。

民間資格よりも取得難易度が高く、専門性・権威性において優れていると言えるでしょう。

資格取得の目的が“就職のため“は要注意

就職においては、自身の強みとなるアピール材料の1つであり、専門職への就職につなげるのは難しい。

食生活アドバイザーは、調理師免許のような資格を有していないと職に就けない、いわゆる業務独占資格ではありません。

したがって、就職活動のために取得したのに役に立たなかった、というギャップが生じる場合があります。

専門職に繋がることは難しいですが、履歴書の資格欄に書くことができ、強みの1つになります!食の知識を活かせる業界を中心に、アピールしていきましょう。

一言:就職に活かすには、食を提供する立場や食ビジネスの視点も学習できる、2級の取得がおすすめ

資格取得をゴールにしない

資格取得後をイメージしておきましょう。

民間資格にありがちな、「“なんとなく役に立ちそうだから”と、資格を取ってみたけど、この後どうしていいのか分からない」といったような、資格を取得すること自体がゴールになってしまうことはありませんか。

身につけた知識は、自身のスキルアップにして、さらにそれを実践していくことが重要です。

資格取得後は、“成長期の子どもの栄養管理を行う”“生活習慣病予備軍の家族の食生活改善を行う”など具体的なイメージを持つことで、資格で得た知識を存分に活かすことができます。

よく比較される管理栄養士との違いとは

食生活アドバイザーと比較されやすい管理栄養士との違いについても、認識しておくことで資格取得後のギャップを防げます。

栄養指導や栄養管理を行う管理栄養士は、国家資格であり、受験資格などにおいても違いがあります。

種別 資格の種類 受験資格
食生活アドバイザー 民間資格 誰でも受験可能
管理栄養士 国家資格 受験資格要件あり(専門の養成学校への通学など)

管理栄養士は、特定の施設での栄養指導や学校給食の献立作成など、専門性の高さが求められます。

食生活アドバイザー資格は、一生ものの知識を学べる

食生活アドバイザーは、人々の健康をサポートする食生活全般のスペシャリスト。

その学習内容は、栄養素の働きや病気と食の関わりといった健康管理の基礎から、食品学など多岐にわたります。

食と生活についての学びは、学習後すぐに日常生活で活かすことができ、生活の質の向上に役立ちます。

食生活アドバイザーの学習内容

学習内容は、食生活改善に繋がる健康管理の基礎から、衛生管理、食のマーケットなど幅広く学べます。

  • 栄養と健康: 栄養素の働き、病気と食事の関わり、運動と休養などを学び、心と体の健康づくりをサポート。
  • 食文化と食習慣: 調理のコツや献立の工夫、行事と料理、テーブルマナーを心得て、暮らしの中の「食」を演出。
  • 食品学: 食品の分類法を把握し、生鮮食品・加工食品の表示、アレルギー表示、栄養表示を読み解く。
  • 衛生管理: 食中毒予防の決め手となる衛生管理。食生活の安全を守るために、具体的な対策をマスター。
  • 食マーケット: 流通の役割や小売の形態が多様化する中で、商品を正しく選ぶ目を養い、賢い消費者をめざす。
  • 社会生活: 身近な税金や法律、経済など「食」を取り巻く消費生活と社会のしくみについて理解を深める。

(引用元:一般社団法人FLAネットワーク®協会公式HP)

食生活アドバイザー資格には、2級と3級の2種類があります。

3級は消費者の立場から食生活を見直すことを目的としており、学習した調理方法や商品の栄養成分表示の見方など、普段の生活に関する内容が充実しています。

2級は、3級よりも実践的に、食を提供する立場や食ビジネスの視点が求められます。

自分だけではなく、周囲の人々の健康もサポートできるため、栄養素のバランスを意識した献立の提案など食に関する仕事に活かしていくことができます。

学び得た食の知識に、家族も大喜び

食生活アドバイザーの学習内容の中でも、特に“栄養と健康”の分野は、普段食べている物の栄養素や基本的な身体の仕組みを学ぶことができ、一生ものの知識になります。

さらに、運動や食と病気の関わりなど、食生活を広い視野で考えることで、自分そして大切な家族が心身共に健やかな生活を送るために役立てられます。

筋肉・骨・臓器など身体のすべては、食べたものでできている。

改めてこの点について考えると、食の重要性を再認識するとともに、情報が溢れる今の時代、正しい知識をもつことも大切な要因の一つと言えるでしょう。

食生活アドバイザーは、食生活全般の正しい知識を習得して、生涯の健康的な生活を送るうえで非常に役立つ資格です。

全体を通して、日常生活に密接した内容なので、学習後すぐに、買い物の仕方から食卓に並ぶ食材にも変化が現れました。

今では、改善した食生活によって、減量にも成功!家族からも食生活アドバイザー資格の取得を喜ばれています。

食生活アドバイザー資格の活用方法をシェア

実際に食生活アドバイザー資格を取得した私の活用方法が、こちら。

  • 栄養素を意識したレシピ作成
  • 副業で食関連のライターに挑戦
  • 食生活改善ダイエットをSNS発信

これらを一つずつ解説していきます。

栄養素を意識したレシピ作成

資格取得後、一番変化を感じたのは、なんといっても食卓に並ぶ食材の豊富さです!

学習したことをきっかけに、脂質中心・炭水化物が少ない、栄養バランスが偏っている食生活だったことに気づきました。

そして、身体を機能させるための豊富な栄養素が普段食べていない食材に含まれていることを知り、色んな食材を取り入れるようになりました。

今では、栄養素のバランスを意識したレシピの作成も行っています。

副業で食関連のライターに挑戦

資格取得後は、食に関連するフードライターの仕事にも挑戦しています。

生活に欠かせない食というテーマは、流行に関係なく需要がある分野です。

資格がない時と比べて、資格取得後は強いアピールポイントと自信になり、仕事にも結び付きやすくなりました。

食生活改善ダイエットをSNS発信

家族の食生活を見直しはじめると、ゆるやかに身体に変化が訪れ、なんと夫婦で-5kgを達成!

栄養素×ダイエットを掛け合わせた、食に関する情報をSNSで発信しています。

食べるものが変わると、身体が変わり、習慣、そして思考まで変化していきます。

資格を取得したことで、自身や家族の健康、そしてライフスタイルの質の向上にもつながっています。

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まとめ

食生活アドバイザー資格をとる前に、取得する目的と、どう活かしていきたいのかを考えることで、「無駄」「意味がない」を防ぐことができます。

  • 専門職に就職するのは難しいが、アピールポイントになる
  • 資格取得をゴールにしない!取得後の活用方法を考えておく
  • 健康管理の基礎から食のマーケットまで、幅広く食と生活全般について学べる
  • 必要不可欠な食に関する知識は、自分や家族のライフスタイルを向上し、一生もののスキル!
  • 心身の健康をサポートする食生活スペシャリストとして、栄養管理やフードライターなど仕事にも活かせる

資格取得前にやっておきたいことから、食生活アドバイザー資格の学習内容、そして資格の活用方法をご紹介しました。

食や健康への注目度が高まる中、食生活アドバイザー資格は大きな強みになるでしょう。

一生向き合う自分の身体を大切に、そして生きる上で欠かせない食の質を上げる知識を、食生活アドバイザー資格で学んでみてはいかがでしょうか。

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