LINE Developersは、LINEと連携したさまざまなサービスを構築できる開発者向けのプラットフォームです。
ユーザー情報の管理、メッセージ配信、といった多彩な機能を使うことで、ビジネスチャンスを拡大し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
ここでは、LINE Developersの基本から登録方法、活用例までを詳しく解説します。
LINE Developersとは?利用のメリット
LINE Developersは、LINE公式APIや各種プロダクトを活用して、LINEと連携したサービスを構築・管理するためのポータルサイトです。
たとえば、LINEアカウントを使ったログイン、メッセージの自動配信、決済機能など、企業がユーザーとの関係を深め、効率的に管理できる豊富な機能が提供されています。
メリットは次の通り。
- ユーザー管理の効率化:顧客情報を一元管理し、アクティビティ履歴の確認が容易にできるため、サポートやマーケティング活動の効率が向上
- コミュニケーションの質の向上:LINEを介したパーソナライズされた対応が可能になり、顧客満足度が向上
- 新たなビジネスチャンス:LINEの豊富な機能を活用して、サービス提供の幅を広げ、ビジネスモデルを発展させることが可能
LINE Developersでできること
LINE Developersでは、企業や個人がさまざまなLINE APIやプロダクトを利用して、LINEアプリと連携したサービスを構築し、ユーザーとのコミュニケーションを強化できます。
- LINEログイン:自社のサイトやアプリにLINEアカウントでのログイン機能を組み込むことができ、会員登録やログインを簡略化。
- LINEミニアプリ:LINE上で動作するウェブアプリを作成でき、ユーザーに新たなアプリをダウンロードさせることなく、自社サービスを提供
Messaging APIの仕様変更について
2024年9月4日以降、LINE Developersコンソールから直接Messaging APIチャネルを作成することができなくなりました。
この変更後、Messaging APIチャネルを作成するには、まずLINE公式アカウントを作成し、その後LINE Official Account ManagerでMessaging APIの利用を有効にする必要があります。
LINE Developersの登録方法
LINE Developersを利用するには、まずアカウントを作成し、プロバイダーおよびチャネルを設定する必要があります。
以下に、その手順を説明します。
- STEP1LINE公式アカウントの作成まず、LINE公式アカウントを作成します。
LINEビジネスIDを使用して、LINEアカウントまたはメールアドレスで登録が可能です。
- STEP2LINE DevelopersコンソールにログインLINE公式アカウントの情報を使って、LINE Developersコンソールにログインします。
「ログイン」または「コンソール」からアクセス可能です。
- STEP3開発者情報の登録「開発者名」と「メールアドレス」を入力し、関連文書の同意にチェックを入れて「アカウントを作成」をクリックします。
- STEP4プロバイダーの作成「新規プロバイダー作成」ボタンをクリックし、「プロバイダー名」を入力して「作成」します。
プロバイダーは、LINE APIを利用するサービスの管理単位です。
- STEP5チャネルの作成チャネルの種類(LINEログインやMessaging APIなど)を選択し、必要事項を入力します。
作成したチャネルを使って、LINEアプリとの連携を実現できます。
まとめ
LINE Developersは、LINEアカウントと連携してさまざまなサービスを作成・運用できる開発者向けプラットフォームです。
Messaging APIやLINEログイン、LINEミニアプリなど豊富なプロダクトが提供されており、企業や開発者がLINEユーザーとの双方向のコミュニケーションを効率よく構築できるため、ビジネスやサービスの拡充に役立てることができます。
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