今回は、Edge Secure Networkについて機能や特徴、メリット・デメリットまで幅広くご紹介。
「Edge Secure Network」が気になっている方にも本記事で初めて知った方にも徹底解説！
ぜひ最後までご覧になってください。
Edge Secure Networkとは？
Edge Secure Networkは、ブラウザ「Microsoft Edge」の新機能として搭載されたVPN機能。
VPNサービスは、Microsoftではなく 「Cloudflare」というアメリカのネットワーク系IT企業が提供しています。
Edge Secure Networkの特徴については、後述にて説明していきます。
Edge Secure Networkの特徴
Edge Secure Networkの特徴は、主に以下の2点。
- 無料利用が可能
- ブラウザ上の通信を自動に暗号化
順番にご紹介していきます。
無料利用が可能
Edge Secure Networkは、Microsoftが提供されているインターネットブラウザMicrosoft Edgeに付帯する機能です。
Microsoft Edgeは、ダウンロードすれば誰でも無料で利用できるのでEdge Secure Networkも無料で利用できます。
無料で導入方法もお手軽なのでVPNを試しに使ってみたいという方には、おすすめのサービスと言えます。
ブラウザ上の通信を自動的に暗号化
Edge Secure Networkは、Microsoft Edge上でMicrosoft アカウントにてサインインすると自動的に起動、ブラウザ上でのすべての通信を暗号化します。
ブラウザに組み込まれているので別のツールを立ち上げたり設定する必要はありません。
また、サインインすれば自動的に暗号化を開始するのでアプリの起動し忘れなどによるリスクも回避できます。
気軽に使えるのがEdge Secure Networkのいいところ！
Edge Secuer Networkのデメリット
ここまでEdge Secure Networkの特徴をご紹介しました。
Edge Secure Networkは、お手軽で使いやすい反面デメリットもいくつか存在しています。
デメリットしては、以下のとおり。
- 通信容量に制限がある
- 通信履歴が収集される
- 接続先サーバーを指定できない
こちらも順番にご説明していきます。
通信容量に制限がある
Edge Secure Networkは、暗号化通信できる通信容量に制限があります。
毎月1GBが上限となっており、上限を超えると通常の通信しかできなくなってしまいます。
現状は、上限の解除手段は、提供されていないので毎月の通信容量を気にしながら通信を行う必要があります。
また、前述したようにEdge Secure Networkは、サインインしてしまうと自動的に起動してしまうサービスなので使わないタイミングでオフにするなどの節約する方法もしにくい仕様となっているのも問題点といえます。
通信履歴が収集される
次の問題点は、通信履歴が収集される仕様であるという点です。
多くのVPNサービスでは、ノーログポリシーという規定を採用しており匿名性の向上や情報流出のリスク回避の観点から利用者の操作情報や通信履歴は、収集しない方針を採用。
しかし、Edge Secure Networkは、サポートやサービス向上の観点から診断データやサポートデータを25時間は保管すると明言。
保管後は、完全に削除するとのことですがやはり情報が一時的にでも保管されてしまう点は、他のVPNサービスと比べるとリスクがあるといえるでしょう。
接続先サーバーを指定できない
一般的にVPNサービスは、起動時に暗号化した通信を目的のサーバーへ送る前にデータを中継するサーバーを指定できます。
この機能により通信の安全性、匿名性を向上。
また、地域によるアクセス制限なども中継サーバーを利用することで回避できる場合があります。
そんなVPNサービスにとって中核の機能の1つである接続先サーバーの選択がEdge Secure Networkでは利用できません。
アクセス制限の回避を目的としてVPNの導入を検討されている方は、別サービスを検討することをおすすめします。
迷ったならこちらを選ぼう！おすすめのVPN
今回は、おすすめのVPNサービスを3つご紹介。
特徴と価格も合わせてご紹介しますのでVPNサービス選びの参考にしてください。
- 王道VPNサービス「NordVPN」
- 日本語サポートで初心者でも安心「Millen VPN」
- 中国に強い「スイカVPN」
順番にご紹介していきます。
王道VPNサービス「NordVPN」
NordVPNは世界的に有名なVPNサービス。
通信には独自開発した通信プロトコルを採用しており高い品質を提供。
また、接続先サーバー数も多く、安定して使いたいならおすすめです。
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日本語サポートで初心者でも安心「Millen VPN」
Millen VPNは、2016年に設立されたアズポケット株式会社が運営しているVPNサービス。
日本製のサービスの為、海外製品にくらべ安心して利用できる点とサポート対応が充実している点がポイントです。
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中国に強い「スイカVPN」
スイカVPNは中国で特に信頼性の高い接続を提供するVPNサービス。
中国で使いたいという場合はスイカVPNがおすすめ。
価格は、月額998円からとなっています。
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まとめ
今回は、Edge Secure Networkの特徴や問題点、おすすめのVPNサービスについてご紹介しました。
ご紹介した内容をまとめると以下。
Edge Secure Networkは、簡単に使い始められるのでVPNを試してみたい方には、おすすめのVPNサービス。
しかし、使いにくい点やセキュリティリスクがあるため、VPNを継続して利用するのであればぜひNordVPNの利用を検討してみてください。
