プロゲーマーになりたい高校生が今すぐやるべきことまとめ6選 | Unity入門の森 ゲームの作り方

プロゲーマーになりたい高校生が今すぐやるべきことまとめ6選

プロゲーマーになりたい

プロゲーマーは今やYouTuberと並ぶ人気職業。
「プロゲーマーになりたい!」と考える高校生、特に男子は多そうですね。

しかし何となく考えているだけでは、どんどん遅れをとってしまうことに。
中高生からもどんどん学生プロゲーマーが出てきていますのでうかうかしていられません!

今回は、プロゲーマーになりたい高校生が今すぐやるべきこと6選を解説します。

=この記事はこんな方におすすめ=

  • いま高校生、将来の夢はプロゲーマー
  • プロになるために具体的に何をしたらいいのか分からない
  • eスポーツ専門学校ってぶっちゃけどうなのか気になる

プロになるためにやるべきことは、実際にプロになった人に聞くのが一番!
ということで、実際にプロゲーマーとして活躍される方々の過去のインタビュー等を引用させていただきながらまとめました

*今回引用させていただいた選手*

  • ネモ選手:世界最大規模のeスポーツチーム「Team Liquid」所属
  • ときど選手:ROHTO Z! 契約選手
  • 竹内ジョン選手:「DetonatioN Gaming」所属
  • Zackray選手:「GameWith」スマブラ部門所属

今後の進路としてeスポーツ専門学校が気になる人のために、eスポーツ専門学校のデメリット・メリットについてもあわせて解説しています。
宜しければ参考にしてみて下さいね。

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プロゲーマーになりたい高校生がやるべきことは?

プロゲーマーになりたい高校生が今すぐにでもやるべきことを6つにまとめました。

  1. ひたすら練習!
  2. 大会で実績をあげる
  3. ゲーム実況やSNSでの発信
  4. eスポーツについての情報収集
  5. 目の前の勉強もしっかりこなす
  6. 卒業後の進路と学費について考える

では順番に解説します。

1. ひたすら練習!

まず1つ目は言わずもがなですが、ひたすら練習!
これは練習というよりも「稽古」と言った方が良いかもしれません。

プロゲーマーの方々の経歴をみると、小学生や中学生の頃からゲームに没頭している方が大多数。
それで人よりも突出した実力を持つようになり、プロゲーマーへの道を考えるようになります。

竹内選手:もうがっつり。毎日帰ったらすぐアケに行って両替して始めるみたいな流れで。アケ版ではマスターにはなってました。

ときど選手:日々の稽古は欠かさないようにしています。現在東京でプロが集まって練習する場が何カ所かあるのですが、毎日どこかしらで対戦しています。

当たり前のようですが、とにかくゲームが周囲と比べて格段に強いことがプロへの大前提。
練習はシンプルに楽しむだけでなく、「勝つための稽古」でなければなりません。
試行錯誤を繰り返したり、繰り返しトレーニングしたり、まさにスポーツと同じですね。

それからeスポーツ大会が行われているゲーム種目に絞ることも大切です。

せっかく強くなっても、そもそも大会が開催されていなければしょうがないですからね!

2. 大会で実績をあげる

2つ目は、大会で実績をあげる、です。

ゲームの練習だけでもある程度のレベルや戦闘力などは目星がつくでしょう。
ですがこれもスポーツと同じで、やはり大会での結果を求めることも大切です。

ネモ選手:高校生のころからゲームの大会や試合に多く参加し、2016年にプロゲーマーになりました。現在も働きながらプロゲーマー活動を続けています。

どんなにスキルアップしたとしても家でゲームをしているだけでは誰の目にも止まりません。
大会での実績こそがあなたの肩書となり、アピールポイントになっていくでしょう。

とはいえ、いきなり最初から実績をあげるのは難しいかもしれません。しかし、

  • 大会というステージでの経験を積むことができる
  • 自分の実力レベルを体感し、自分の「立ち位置」を知ることができる

といった点でも意義のあることです。
何しろ大会に出ないと始まりませんから、国内でいいのでどんどん参加していきましょう!

3. ゲーム実況やSNSでの発信

そして3つ目は、ゲーム実況やSNSでの発信、です。

これはある程度ゲームの実力がついてからでいいのですが、YouTubeに自分の技を公開したり、Twitterで交流したり、といったことです。

なぜ「発信」をオススメするかというと、少しでも「知名度」を上げるためです。

プロゲーマーはゲームが強いことは大前提ですが、それだけでなく「ファン」まではいかないまでも自分を応援してくれる仲間や人脈があった方が有利
いざという時に今までの配信を参考に、声をかけられる、ということもあり得るのです。

ネモ選手:試合以外では、ゲーム関連の活動としては、ファン向けの動画配信で自分が参加した試合の解説なども行っています。

今や多くのプロゲーマーやゲーム実況者がYouTubeで配信していますので、人気チャンネルを観て参考にしてみるといいでしょう。

ここで注意点です。

悪質・ネガティブな言動には気をつけましょう。

一度ネットに出た情報というのはなかなか抹消できないと言われています。
今は軽い気持ちだったとしても、将来その発言が命取りになることも。

プロゲーマーはチームで活動したり、スポンサーが付いたりしますよね。
ということは、そのチームやスポンサーにとって価値のある存在である必要があります

その価値とは「誰にも真似できないスゴ技」だったり、「見せ場のあるプレイ」「トーク」「実績」「経歴」など様々な要素が考えられます。

では逆に、スポンサーのイメージダウンにつながるような言動をする人はどうでしょう。
たとえば、ネットで人を傷つけたり暴言を吐いたりしていたら…?

ひつりん
ひつりん

スポンサーは自社のイメージを下げそうな人は敬遠するでしょう。

こうしてみると、プロゲーマーとは広告塔のような人気商売の要素も強いことが分かります。
ゲームを通じて人を魅了することができる、それがプロゲーマーなのです!

4. eスポーツについての情報収集

続いて4つ目は、eスポーツについての情報収集、です。

  • 大会が盛んに行われているタイトルは何か
  • いつ、どこで大会が開催されるのか
  • 今後のトレンドとなりそうなゲームは?

これらを常にリサーチして、eスポーツの波に乗っていかないと始まりません。
大会についてはまずは国内で構いませんが、eスポーツ自体は海外の方が圧倒的に盛り上がっているため、海外の動向もあわせてチェック。

今は情報サイト・SNSで常に最新の情報を得やすくなっていますし、ゲーマー同士の横のつながりも情報収集に欠かせません。
この後ご紹介するeスポーツ専門学校も、情報が集まるという点で有益と言えるでしょう。

5. 目の前の勉強もしっかりこなす

そして5つ目、目の前の勉強もしっかりこなす、です。

これは少々残念なお知らせかもしれませんが、学校の勉強はきちんとしておいた方がいいです。
何故かというと、プロゲーマーには「選手生命」があり将来的に不透明な部分が大きいからです。

今後社会人として長い人生を歩んでいくことを考えたら、高校は卒業しておきたいところ。
さらに進学するにしろ、一般企業に就職するにしろ、高卒資格はメリット大。

ゲームの世界でもそれは決して無駄にはならないはずです。
教養を得ておくことは人間力アップにつながりますし、特に英語はゲーマーとして世界で活躍するために勉強しておいて損はないでしょう。

実は一口にプロゲーマーと言っても、その属性はいくつかに分かれます。

  • 専業プロゲーマー:プロゲーマー1本でやっている人
  • 社会人プロゲーマー:社会人(会社勤めなど)とゲーマーの兼業
  • 学生プロゲーマー:学生として在籍しながらゲーマーで報酬を得ている人

確かに専業プロゲーマーは憧れかもしれませんが、現実的な路線として社会人としての生計手段を得ておく方が周囲の理解を得やすいということも。

ネモ選手:社会人プロゲーマーの場合、企業に勤めているので、両親・家族をはじめ周囲の理解が違います。正直なところ、最初は否定的だったのですが、仕事をしながらという点をキチンと伝えて、好きなことを仕事にするということで安心してもらうように説明しました。

このようにトッププロ選手であっても社会人との兼業を選択しています。
今後の長い人生を考えた場合、勉強しておいた方が良いのは言うまでもありません。

6. 卒業後の進路と学費について考える

最後6つ目は、卒業後の進路と学費について考える、です。

高校生のあなたは卒業後をどのように考えていますか。
ゲーミングチームからの勧誘などがない限り、進学を考える人が多いのでは。

ゲームに専念したい、という人はeスポーツ専門学校を検討しているかもしれません。
この場合、現実的に問題となるのはずばり、学費。

ゲームの学校といえど、そこは専門学校なので多額の学費がかかります
親は大学を目指すなら学費を出してくれるが、ゲーム専門学校は(反対なので)出さない。
こんなケースもあるあるです。

もし親が賛同してくれなければ、奨学金やアルバイトで工面しなければなりません。
それならいっそのこと大学を目指すか。
何とかして親を説得するか。
今のうちからアルバイトを開始するか。

このように卒業後の進路についてはお金の問題とあわせて考えてみましょう
次からはこのeスポーツ専門学校について、掘り下げてみます。

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eスポーツ専門学校ってぶっちゃけどうなの?

「eスポーツ専門学校ってぶっちゃけどうなの?」

このような疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。
実はeスポーツ専門学校はまだ歴史が浅く、まだまだ未知数なところが多いのが現状。

ですが日本国内でのeスポーツ発展にともない、その存在感は高まっていくことが予想されます。
ここでは2021年現在、一般的に言われているeスポーツ専門学校のメリットとデメリットについてまとめました。

eスポーツ専門学校のデメリット

実は、eスポーツ専門学校には黒い噂が多くつきまとっています。
具体的にどんなデメリットがあるのでしょうか。

=eスポーツ専門学校のデメリット=

  • プロになれるのは一握り
  • プロ輩出の実績も今のところわずか
  • 一般社会からは「ゲームだけやっていた」と思われがち

「プロになれるわけでもないのに高い学費を払って…卒業してどうする?」
「いざ就職したい時にゲームだけやってたって思われるぞ」

このように言われてしまうことが現実としてあります。

確かにプロになった方々の経歴をみると、既に10代の頃から自主的に大会に出ていって実績を上げている人がほとんど。
単に「学校で教えてもらおう」というスタンスの人には厳しい現実があることは事実でしょう。

eスポーツ専門学校のメリット

では逆に、メリットについてはどうでしょうか。

=eスポーツ専門学校のメリット=

  • 業界とのつながりを得やすい
  • 情報収集しやすい
  • eスポーツ関連の職業につきやすい

メリットは「技を磨く」以上に「業界へのパイプ」の面が大きいです。
学校自体が業界とつながっているため、学校を足掛かりにして業界に入っていきやすくなります。

まず大会やイベントの情報に多く触れることができますし、アマチュアチームを作りやすいということもあるでしょう。
それからプロチームを招いてトライアウト(テスト的なもの)が行われることも。

そして、学校と業界とのつながりを活かして大会の運営側に回ったりすることもあるようです。
eスポーツの学生としてプロさながらの現場に参画できるのは大きいのではないでしょうか。

以下は専門学校ではなく高校のeスポーツコースについてですが、Zackray選手はこのように述べています。

Zackray選手:自分が中学を卒業する頃はまだそんなに浸透していなかったんですけど、もし知っていたら興味持ったと思います。eスポーツっていう単語や業界が少しずつ広まってきているとは思いますけど、ただ実際何をするか、何を中心に活動するかはあまり知られていないし、分からないことも多いので、そこを知っていきたいなとは思います。

特にeスポーツは新しい業界なので、先駆者たちも手探りで歩んできた部分があるようです。
これが学校に身を置くことで、効率的に情報収集できるようになるのはメリットですよね。

以上、eスポーツ専門学校にはメリットもあればデメリットもあります。

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  • 日テレグループのプロジェクトへ参画可能
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代々木アニメーション学院、通称「代アニ」は、多くの声優やアニメクリエイターを世に送り出した名門校です。

この伝統校が2024年にVTuber科を開設。

VTuberの世界で名を馳せる「にじさんじ」の背後にあるANYCOLOR株式会社が、教育プログラムを監修します。

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さらに、日本テレビグループが手掛けるプロジェクト「ぱらすと!」への参加も可能で、学生は実際の業界での経験を積むチャンスを得られます。

ゲーム実況で成功するためには、トークスキルや企画立案能力、歌唱力、キャラクター演技、ゲーム実況、SNSの使い方、自己ブランディング、業界との関係構築など、多岐にわたる技能が必要。

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まとめ:勉強もちゃんとやっておこう

今回は、プロゲーマーになりたい高校生が今すぐやるべきこと6選について解説しました。
さらにeスポーツ専門学校を検討している人に向けてデメリット・メリットもお伝えしました。

改めて「今すぐやるべき6選」を挙げておきます。

  1. ひたすら練習!
  2. 大会で実績をあげる
  3. ゲーム実況やSNSでの発信
  4. eスポーツについての情報収集
  5. 目の前の勉強もしっかりこなす
  6. 卒業後の進路と学費について考える

この中で特に柱としてピックアップするなら「実績」と「勉強」でしょう。
eスポーツはまだ日本では発展途上であるため、周囲に理解してもらいにくい場面が多々あります。

そのような中で周囲に納得してもらうには、目の前の勉強をしっかりこなして、さらにゲームでの実績をあげるしかありません

卒業後の進路については、大事な将来に関わることですから慎重に。
お金の問題もありますから、専門学校についてはしっかり資料請求をして検討しましょう

できれば資料だけでなく実際に学校に出向いて見学してみるのがオススメですよ。

 

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