ゲーム開発するエンジン選びの基準はなんだろう？
実際に比較してみないと分からないよ…
確かに比較しないと分からないですよね
システムを検討するときに比較することで、そのシステムの強みや弱みを理解できます。
ゲームエンジンについても考え方は同じです。
この記事では、Panda3DとUnityの特徴を比較し、どちらがおすすめかを解説。
特徴やどんな人に向いているかについてもお話するので、ぜひお役立てください。
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Panda3Dの特徴【Python対応のオープンソース】
Panda3Dとは、エンターテインメントテクノロジーセンター(ETC)とディズニーにより開発されたオープンソースのゲームエンジンです。
特徴は以下のとおり。
- オープンソースで無料で使える
- プログラミング言語はPythonとC++を使用
- マルチプラットフォーム対応
- Panda3Dでのゲーム開発は中級者向け
オープンソースで無料で使える
オープンソースなので、基本的に無料で利用可能。
もちろん、カスタマイズも自由自在です。
プログラミング言語はPythonとC++を使用
最大の特徴としては、近年流行りのプログラミング言語であるPythonとC++を利用できる点でしょう。
Pythonはシンプルで直感的なため初心者にも理解しやすく、誰が書いても同じようなコードになる言語です。
人工知能や分析、自動化にも利用でき、使用用途は幅広く存在しています。
もう一つのC++は処理速度の速いプログラミング言語です。
ゲームを実際にプレイする際にタイムラグを感じるとパフォーマンスの低下に直結してしまいます。
対処法として処理速度の速いC++を使用することでタイムラグを減らすことができます。
したがって、Pythonで直感的なコードを書きながらC++をうまく組み込むことにより、処理速度は速いのにコードは簡単なゲームが完成します。
マルチプラットフォーム対応
Panda3DはWindows、macOS、Linuxで動作します。
これにより、異なるプラットフォーム向けのゲーム開発が可能です。
Panda3Dでのゲーム開発は中級者向け
デメリットは学習がしにくく、プログラミング言語の学習もしなければならないこと。
Panda3Dは情報が少なく、学習サイトも書籍もほとんど見つからないため、ゲーム開発の最低限の知識もない方にはおすすめできません。
また、PythonやC++が使えるならクリエイターとして市場価値が高くなりますが、使えない場合はプログラミング言語の学習から入る必要があります。
Panda3Dはどんな人向け？
結論、ゲーム開発の知識とPython、C++の知識を習得済みの方におすすめです。
Pythonが使えるゲームエンジンはまだあまり市場に出てきていないため、Panda3DはPythonを使ってこそ市場価値が上がります。
C++も同時に使えるなら、さらに市場価値が上がることは言うまでもないでしょう。
学習が難しいため知識がない方にはおすすめはできません。
したがって、Panda3Dは学習しやすいゲームエンジンで一通り学習してから移行するという方法が一番効率的です。
Unityの特徴【万能すぎるエンジン！】
Unityとは、Unity Technologies社によって開発されたゲームエンジンです。
全世界から注目を浴び、ユーザー数は断トツのトップ
「ポケモンGO」や「Fall Guys」などの有名なゲームも手掛けています。
Unityの最大の特徴は初心者に優しく上級者も満足するほどの機能の充実度です。
一言で簡潔に言ってしまえば、何でもできます。
ゲームでいえば、シンプルなゲームから2D・3Dゲーム、スマートフォンに対応したゲーム、VRやARなど、近年登場してきたゲームのジャンル、ほとんどを網羅しています。
また、Unityはゲーム業界だけにとどまりません。
建築業界や自動車業界にも通用するほどのパワフルな開発環境です。
Unityはノンコードを採用
つまり、プログラミング言語を一切知らなくても感覚的にゲームが作れるということです。
初心者の方々もプログラミング言語の学習でうんざりせずにゲーム開発の知識を習得可能。
もちろん、UnityもC#を用いたコードを書くことでさらに複雑なゲーム開発が行えます。
上級者にはC#で自分好みにカスタマイズして、ゲーム開発の可能性を無限に引き出すことが出来るため人気があるのです。
どんな人向け？【比べものにならない自由度！】
結論、エンジン選びにこだわりがない方におすすめです。
基本的に何でもできます。
さらに初心者から上級者まで幅広く利用され、需要が高いことは言うまでもありません。
需要が高いということは、学習方法も充実しています。
実際、Unityに関する書籍や学習サイトに留まらず、スクールの内容になっているレベル。
初心者にはノンコードでゲーム開発に関する知識や考え方を体感できます。
そのままプログラミング言語を習得してさらにクオリティの高い複雑なゲームを作ることも可能です。
エンジン選びに悩んでいるなら無難にUnityを選びましょう。
Panda3DとUnityは結論どっちがいい？
Panda3Dは言語的な強みがあって，Unityは何でもできる！
その通り！大まかに特徴はつかめましたね！
ここまでで大まかにPanda3DとUnityの特徴や強みはつかめたのではないでしょうか？
さて，いよいよ結論です。
初心者のうちは「Unity」を選びましょう。
Unityでゲーム開発について広く学んでから他のゲームエンジンに移行しても遅くはありません。
ぜひ、Unityから始めてみてください。
Unityを学習するなら「Unity入門の森」がおすすめ
引用：https://feynman.co.jp/unityforest/
まずはUnityから始めてみよう！ということで、最後にUnityについて学習できるサイトを紹介します。
その名も「Unity入門の森」。
講座型の学習サイトです。
Unity入門の森はゲームの「見た目」よりも「プログラミングの中身」に重点を置いているため、ゲームに関して何となくではなく、理屈的な理解が出来ます。
また、初心者でも安心。
段階的な学習ができることもこのサイトの強みです。
まずはUnityの使い方や物理エンジンの使い方から学んでいきましょう。
初めての方には無料で受講できる「Unity C# ビリアードの作り方」という講座がおすすめです。
ゲーム開発に関する理解が出来てきたら、中級者、上級者とレベルアップしていきましょう。
ここからは少々コストはかかりますが、実際に実装されたゲームも作れるため実績づくりには最適です。
ぜひ、Unity入門の森を使って目指せ上級者！ユニークなキャラクターたちがあなたを心待ちにしております。
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まとめ
- Panda3Dは言語的な強みがある
- PythonとC++，ゲーム開発の知識をすでに習得している方におすすめ
- Unityは何でもできる
- エンジン選びに悩んでいるならUnityを選ぶべき
- Unityを学習するならUnity入門の森で学習しよう
この記事ではPanda3DとUnityというゲームエンジンを比較して，Unityを選ぶことがおすすめという結論に至りました。
ぜひ，Unityを利用してゲームを開発する楽しさを体感してみてください。
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