インターネットの通信で話題に上がるVPN。
VPNを利用すると通信内容を隠すことができるのです。
そう聞くと・・・
「VPNって違法じゃないの・・・？」と思ったりしませんか？
その疑問を解消するため、この記事ではVPNの特徴から違法かどうかなどVPNについてご説明します。
ぜひ最後までご覧になってVPNを理解していってください。
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そもそもVPNって何？
そもそもVPNとは？
VPNは、「VirtualPrivateNetwork」の頭文字。
日本語にすると仮想専用回線となります。
専用回線とは、通信元と通信先での通信をする専用の回線を引いて通信を行う手法のこと。
専用回線は、とても高価かつ通信先ごとに回線を引く必要があるので非常に非効率です。
仮想専用回線は、トンネリングという技術を用いて仮想的に専用線を構築。
暗号化や中継サーバーなどいくつかの技術にてデータの盗み取りや傍受がされない強固なセキュリティを提供してくれます。
VPNの特徴
VPNには、安全な通信を提供できるさまざまな特徴があります。
主な特徴は下記になります。
- 高い匿名性
- 安定した通信
順番にご紹介していきます。
高い匿名性
1つめは、高い匿名性です。
先程お伝えしたようにVPNでは、データを暗号化して通信を行います。
その際に通信元の情報なども暗号化されており途中で傍受などされても盗み見られるなどということはありません。
また、VPNはVPNサーバーという通信を中継するサーバーを用いて通信します。
このVPNサーバーを経由するとデータを受け取った側には、中継サーバーの情報しかないため送信元がどこなのか特定することは困難になります。
VPNは、これらの技術によりアクセスするコンテンツに個人を特定されない匿名性を実現しています。
安定した通信
2つめは、安定した通信です。
VPNを使わない通常の通信では、様々なデータと共に通信されるのでそれぞれのデータが影響しあってデータの欠損など不具合が起こることがあります。
VPNでは、トンネリングという技術を採用しています。
この技術は、データの傍受を防ぐ目的もありますが、他のデータ通信による影響を軽減できます。
そのため、VPNを利用すると通信の安定性が向上します。
VPNを使わないとどうなる？メリット・デメリットを簡単に説明
VPNは違法なの？
データを匿名化するVPN。
このデータを匿名化するという機能は、違法な行為となるのでしょうか？
結論から申し上げるとVPNは、違法とはなりません。
VPNは、プライバシーや大事なデータを悪意のあるユーザーから守る為の技術の為、違法とはなりません。
ただし、違法とならないのは日本で利用した場合となります。
VPNの利用に関する法律は、国によって分かれており、違法となる国も存在しています。
VPNが禁止・規制されている国
VPNは、国よってルールが異なります。
VPNの利用が禁止されている国
- ロシア
- ベラルーシ
- トルクメニスタン
- 北朝鮮
- イラク
- イラン
厳しい規制が設けられている国
- 中国：認可されているVPNのみ利用可能
- オマーン：一般市民の利用は原則違法、企業で政府の認証を得ている場合のみ利用可能
制限を設けているの国
- エジプト：VPN接続中にSkypeやFaceTimeなどビデオ通話アプリを利用することはNG
- トルコ：VPN接続中に利用禁止アプリがある
- アラブ首長国連邦：VPNを利用して犯罪行為を行うと罪状が増える
海外でのVPNを検討されている方は、その国でVPNの利用がOKなのか、制限はないかよく確認してから行いましょう。
これはNG!犯罪になるVPNの使い方
VPNに違法性は、ありません。
しかし、VPNの使い方によっては、違法となり得ることも。
ここからは、VPNを利用方法として犯罪行為となる行為についてご紹介していきます。
海賊版コンテンツのDL
VPNは、匿名化して通信を行う為、普段ではアクセスできない特殊なサイトへのアクセスが可能になります。
そんな機能を悪用して海賊版の映画やアニメをダウンロードできてしまいます。
しかし海賊版コンテンツのダウロードは犯罪行為です。
できるからと言って決して行ってはいけません。
匿名性を利用したストーキング・いじめ
VPNの匿名性を利用することで対象に気づかれないようにTwitterやFacebookなどのSNSの監視
誹謗中傷などができてしまいます。
このような行為ももちろん違法となります。
VPNは安全に通信するためには大変便利。
マナーを守って活用しましょう。
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迷ったならこちらを選ぼう！おすすめのVPN
今回は、おすすめのVPNサービスを3つご紹介。
特徴と価格も合わせてご紹介しますのでVPNサービス選びの参考にしてください。
順番にご紹介していきます。
コストを押さえて利用したいなら「Surfshark VPN（サーフシャーク）」
Surfshark VPNは、手頃な価格で利用できる高品質なVPNサービスです。
無制限の同時接続を提供しており、家族全員で使いたい場合や複数デバイスでの利用に最適。
また、強力なセキュリティ機能を備え、広告ブロッカーやマルウェア対策も含まれています。
価格面でも非常に競争力があり、コストを押さえつつ高機能なVPNを求めるユーザーにぴったりです。
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NordVPNは世界的に有名なVPNサービス。
通信には独自開発した通信プロトコルを採用しており高い品質を提供。
また、接続先サーバー数も多く、安定して使いたいならおすすめです。
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RAKULINK（ラクリンク）は、DIRECT PROVIDER CO., LIMITEDが提供している海外在住の日本人向けに開発されたVPNサービスです。
専用のアプリをスマートフォンやテレビ端末にインストールするだけで、日本のIPアドレスを利用して日本の動画やテレビ番組を視聴できます。
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まとめ
今回は、VPNの利用が違法なのかというテーマについてご説明いたしました。
ご紹介した内容は、以下のとおり。
- 日本でVPNを利用することは違法ではない
- 国によってVPNが規制または禁止となっている国もある
- VPNは、使い方によって違法となるので利用方法には注意が必要
VPNは、通信の安全性を高めてくれるとても便利な機能です。
しかし、悪用することもできてしまう機能でもあります。
ぜひ、VPNを利用する際は、今回ご紹介した内容を参考にしてください。
