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「ニートがゲーム専門学校に行くのはやめとけ」――そんな声をネットで見かけて不安になっていませんか?
確かに、ゲーム専門学校に対してネガティブな話は多いです。「就職できない」「高い学費の無駄」「ニートが行くような場所じゃない」……。
でも実際のところはどうなのか。今回はニートからゲーム専門学校を目指したい人に向けて、「やめとけ」と言われる本当の理由と、それでも就職できる人との違いを正直にお伝えします。
HAL大阪ゲーム学科卒業、現在はアニソンDJ / Webエンジニアとして活躍中のけんしろうさんのブログ上のご意見も所々で織り交ぜながら解説していきますよ。
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ゲーム専門学校「やめとけ」と言われる3つの理由

まず「やめとけ」と言われる理由を整理してみましょう。これを知らずに入学を決めると、後悔する可能性が高くなります。
理由①:「就職率」の数字はゲーム業界への就職率ではない
多くのゲーム専門学校が「就職率90%以上」などを打ち出しています。でもよく見ると、あれはIT業界全体への就職率だったりします。
ゲーム業界、特に任天堂・カプコン・スクウェア・エニックスといった大手ゲーム会社への就職枠は、実態として大学・大学院卒が大多数を占めています。専門学校卒の採用枠はそれほど多くありません。
「ゲームの専門学校に行けばゲーム会社に入れる」という前提自体が、ちょっと違うというわけです。これを知らないと「騙された」という感覚になる。
理由②:授業についていくだけでは就職できない
専門学校の授業は出席してこなせば単位が取れる。でもゲーム業界の就職は、課題をこなしただけの人には内定が出ないことが多い。
周りで内定をもらった人たちの共通点は「授業以外で自分を磨いていた」こと。ポートフォリオ制作、個人ゲーム開発、インターン参加……授業の「+α」の積み重ねが明暗を分けます。
専門学校はあくまでも「環境」を提供する場所。就職を勝ち取るかどうかは自分次第、というのが現実です。
理由③:高い学費に見合う覚悟がないと厳しい
4年制のゲーム専門学校の場合、学費総額は数百万円になることも珍しくありません。「とりあえずゲームが好きだから」「ニートからの逃げ道として」という動機だけだと、途中でやる気が切れてしまうケースも多い。
特に「ゲームをプレイするのが好き」と「ゲームを作ることに熱中できる」は、全然違います。入学後にそのギャップで苦しむ人も少なくない。
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それでもニートがゲーム専門学校から就職できる現実

「やめとけ」の理由を知った上で、それでも気になる人へ。
結論から言うと、一度ニートになった人でもゲーム専門学校から就職することは可能です。ただしそれは「専門学校に入れば就職できる」ではなく、「専門学校という環境を使って、自分が変わった場合に就職できる」ということ。
ニートだったことそのものは、就職の障害にそれほどなりません。面接で「なぜニートだったか」よりも「今何ができるか」「どんなものを作ってきたか」のほうが重要視されます。
就職を勝ち取るために大切なこと
一口に専門学校といってもそれぞれに特徴があります。授業を見学させてもらったり、卒業制作を見たり、就職実績を確認するなどして学校のことをよく調べましょう。
そしてあなた自身は目的意識を持ち続けることが大切。周りに流されることなくモチベーションを維持するということです。
特に「ゲームのプレイは大好きだけど、制作は興味なかった…💧」なんてことのないように、まずはWebサイトや動画を見ながら簡単なゲーム制作からやってみるのがオススメ。
ゲームを作りたい奴は、紙でもなんでも既に作っている。僕の周りの優れた学生は既に作っていた。それはすごろくだったり、カードゲームだったり、本格的なプログラミングで作ったものだったり。(けんしろうのブログより)
ゲームのプレイは誰だって楽しいです。ゲームを作って人に喜んでもらうことに興味がなければ絶対に続きません。
就職でアピールすべきポイント
生徒の中には入学前からゲーム制作の独学を進めている意識高い系も多いはず。そして入学してからも熱意を持ち続けて学ぶことができた生徒から、比較的良い就職先を決めていく傾向があります。
ニートからの出発ということは入学時点でやや出遅れていることも考えられますから、人の何倍も努力する気持ちでやってみましょう。そうすれば就職を勝ち取ることができるはずですよ。
そもそもニートは専門学校に入学できる?高卒・高校中退の場合は


自分、高校中退なんだけど。専門学校って入れるの?
ニートの中には高校を中退している人もいますよね。これは入学資格に関わる重要なポイントなので、きちんと整理しておきましょう。
実は「専門学校」と一口に言っても、法律上で異なる2種類があります。
専修学校(専門学校)の場合:高卒資格が必要
学校教育法で定める「専門課程を設置する専修学校」、正式に「専門学校」と名乗れる学校は、「高卒資格(またはそれに相当する資格)」が入学に必要です。
「高卒認定(旧大検)」に合格していれば高校を中退していても入学できます。高卒資格がない状態でも選択肢はゼロではありません。
「スクール」「専門校」「アカデミー」の場合:学歴不問が多い
学校教育法上の専修学校ではない学校は「専門学校」と名乗ることができず、「スクール」「専門校」「アカデミー」などと呼ばれます。こちらは学歴不問であることが多いです。
まとめると、高校を中退したニートさんの場合は、
- 高卒認定を取得 → 正規の専門学校(専修学校)への入学が可能に
- 学歴不問のスクール・専門校 → そのまま受講・入学が可能
という2つのルートがあります。「高校を中退しているから無理」とは限らない、ということは覚えておいてください。
ゲーム専門学校で実際に学ぶこと

入学前に知っておきたいのが、カリキュラムの実態です。「ゲームが好きだから」という気持ちだけで入ると、授業の内容にギャップを感じることもあります。
プログラマー系の学科で学ぶ内容の例を見てみると:
| 学習項目 | 内容 |
| プログラミング基礎・応用 | C/C++、C#、OpenGL、DirectXなど |
| ゲームエンジン | Unity、Unreal Engineなど |
| ゲーム数学・物理学 | 3D演算、物理シミュレーション |
| ネットワーク・サーバー | PHP、SQL、Python、Java |
| 3DCGモデリング | 3dsMaxなど |
| チーム制作・卒業制作 | 実際のゲーム開発プロジェクト |
まずやるのがC++、C#などのプログラミング言語です。さらにPHPなどを用いたネットワーク技術やサーバー管理なども学ぶため、幅広くIT全般の基礎知識を得ることができるカリキュラムになっています。
要するに滅茶苦茶鍛えられる。ゲームを作るって行為は。なので、周りのマルチメディア科出ました―って学生と比べてプログラミングレベルは遥かに高いと思う。(けんしろうのブログより)
つまりゲームに限らず一般のプログラマーとしても役立つ専門知識の習得ができるのです!
授業についていけるのか心配な方は、まずは独学で簡単なゲーム制作にチャレンジしてみましょう。ゲーム制作の要はプログラミングですから、これを受けつけない人は厳しいかもしれません。
カリキュラムをざっと見ただけでも、ゲームをプレイするのと制作するのとでは全く別物であることが分かりますよね。特に「数学」の授業があることに注目。
数字アレルギー的な人はもう一度よく考えた方がいいかもしれません。逆に「嫌いな数学でも大好きなゲームのためなら頑張れる!」という人は是非チャレンジしてみましょう!
卒業後の進路:ゲーム業界だけじゃない

ゲーム業界
やはりゲームと名のつく学校・学科ですから、各校ともゲーム関連会社への就職実績を大きくアピールしています。
ただし、ゲーム業界はとても人気が高い分野なので、競争率が高いという事実があります。特に大手ゲーム会社は大学・大学院卒が採用の中心です。専門学校から入れないわけではありませんが、相当の実力と実績が必要です。
IT業界(VR・ARなど最先端分野も)
せっかく学んだプログラミング言語を活用できる業界として、IT業界は積極的に視野に入れてほしいです。
ゲーム会社に限らず、一般のプログラマー職を募集しているシステム会社に就職することが出来る。そして、おそらくゲームプログラマーは重宝される。だって求められるスキルが多すぎるんだもん、ゲーム作るのって。(けんしろうのブログより)
また、カリキュラムに含まれる「ゲームエンジン」「Unity」などは、もはや「ゲーム」というよりも「3D」の制作プラットフォームに進化しつつあります。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)はゲームだけでなく映像・医療・建築・観光などさまざまな分野へ広がっています。
こうした最先端技術の一端に触れることができるのもゲーム専門校ならでは。VR・ARを集中して学べるコースを設けている学校もあるので、もし興味があったら検討してみてはいかがでしょうか。
その他の業種
学校で学んだ専門知識があまり活かされないことは残念ではありますが、その他の業界へと進んだ先輩方もいます。
この場合は高卒とほぼ同じ扱いになると思われます。就職活動でアピールできるものがなければ希望する業界に進むことは難しくなりますので、頭に留めておきましょう。
ちなみに実際に社会に出てみると、学校の専攻とは全く違う仕事をしている人は沢山いますよ。途中でやりたい事が変わることもよくありますからね。
よくある質問
Q: ニートでもゲーム専門学校に入学できますか?
A: 入学できます。ニートであること自体は入学の障壁になりません。ただし正規の「専修学校(専門学校)」は高卒資格またはそれに相当するもの(高卒認定など)が必要です。高校を中退している場合は、学歴不問のスクール・専門校を選ぶか、高卒認定を取得してから入学する方法があります。
Q: ゲーム専門学校に行っても就職できないって本当ですか?
A: 「ゲーム業界に」という限定で言えば、難しい人も多いのが実態です。専門学校が公表する就職率はIT業界全体の数字であることが多く、ゲーム業界への就職率ではありません。ただし、授業以外でもポートフォリオ制作や個人開発を積み重ねた人は、ゲーム会社から内定を得ているのも事実です。諦めるのではなく、「+α」の努力次第です。
Q: 高校中退のニートでも専門学校に入れますか?
A: 選択肢によっては入れます。学歴不問のスクール・専門校なら高校中退でも受講可能です。正規の専修学校に進みたい場合は、高卒認定(旧大検)を取得すると入学資格が得られます。
Q: ゲーム専門学校からIT業界に就職できますか?
A: できます。ゲームプログラマーのカリキュラムで習得するC/C++、C#、Unity、ネットワーク技術などは一般のIT企業でも求められるスキルです。ゲーム業界への就職が難しかった場合でも、IT業界全般へのルートは十分あります。
Q: eスポーツ専門学校もニートでも行けますか?
A: ゲーム系専門学校と同様に、eスポーツ専門学校もニートからの入学を受け入れているところが多いです。入学資格はゲーム系と同様に「高卒資格」を必要とする学校と学歴不問の学校に分かれます。詳細は各校のパンフレットや説明会で確認してください。
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まとめ:ゲーム専門学校は「やめとけ」ではない、ただし条件あり
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