ローグライク界隈だけでなくゲーム界に衝撃を与えた名作「Inscryption」をご紹介。
不穏でホラーチックな世界観のローグライクカードバトルRPG。
カードゲームだけでなく謎解き、メタ要素と多くのジャンルを持ったゲーム。
ホラーチックではありますが、グロテスクな描写はなく、人を選ばず楽しめます。
突然大きな音が出る事もないので安心してください。
デッキ構築型ローグライクなので毎回違う戦略が求められます。
しかし、本作にとってカードゲームは1つの要素に過ぎません。
ネタバレは、避けたいので多くは書けませんが、評判どおりの名作といえます。
会話やオブジェクト、謎解き、それらが絡み合って、点が線になるような不思議なゲーム体験。
この記事では話題沸騰の傑作「Inscryption」の魅力を解説します。
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Inscryptionの特徴
本作は3部構成です。
この記事ではネタバレ防止の為、1部について解説します。
奇妙な小屋に謎の人物と2人きりの主人公。
小屋には何やら不気味で意味ありげなオブジェクトが置かれています。
謎の人物に従いカードゲームのレクチャーを受け、物語は進む…
ここまでが導入部分です。
話しかけてくるオコジョ、いつも犠牲にしかならないリス、普通のカードゲームとはちょっと違います。
世界観こそ不気味ですが、カードのルールは至ってシンプル。
カードゲームが初めての方でもすぐに理解可能。
アイテム等の救済措置も多く用意されており、進行に手間どることはありません。
「Slay the Spire」のようなルート選択で、待ち構えるさまざまなイベント。
上達がわかりやすい秀逸なゲームバランスも魅力です。
自分なりの組み合わせを考えて、この世界の謎を解き明かしましょう。
謎解き?カードバトル?ジャンルを超えた名作!
カードゲームを繰り返すだけでなく、小屋を自由に動き回り、世界を知るための手がかりを探します。
パズルのような謎解き要素は没入感を高めます。
並べられたコマはいったい何を表すのか、人のようなカードの正体は?
多くの疑問を持ったまま、主人公はカードゲームに挑むのです。
ゲームの進行にともない、断片的なヒントが与えられます。
アイテムを獲得できる事もあるので、会話には注意を払いましょう。
シンプルだから難しい、次の一手は慎重に
戦闘は、カードゲームではオーソドックスなターン制です。
こちらが必ず先攻ですが、相手の場にはカードが配置された状態でスタート。
ドローするデッキを、リスかそれ以外のカードの2択から選択します。
カードの右下がHP、左下が攻撃力、右上にある血の数が必要コスト。
血がない場合はノーコストで場に出せます。
また、自分のカードが敗北した時、コストとして使用し墓場に送られた時に枚数分の骨を獲得。
右上に骨マークが表示されているカードは骨を使用し、場に出せます。
1ターンの間に手札から何枚でも場に出してもOK。
アイテムを所持している場合は、ドロー後に使用可となります。
攻撃はターン終了時に、目の前の敵に対し自動で行われます。
敵の場にカードがない場合は相手へのダメージ。
ダメージは天秤にかけられシーソーのように傾きを変えます。
例をあげます。
(相手に3つ重りをのせる)
自分が相手から1ポイントダメージを受ける
(自分に1つ重りをのせる)
相手の方に2つ重りが多く乗っていて、相手側に傾いている状態
5つ、相手より重りが乗ったらゲームセット。
文章にすると面倒に感じるかもしれませんが、実際やってみると簡単。
敗北すると、ロウソクが1つ消されます。
初期では2本のロウソクがありますが、2つ消えると・・・。
命の灯火なので、大切に。
各ステージをクリアするとロウソクが減っていた場合、2つに戻してくれます。
ステージの最後にはボスが待ち構えており、こちらのロウソクは強制的に1つにされます。
つまり、一回負けたらアウト。
ボスは、なんとロウソク2本。
さらに、卑怯な攻撃までしてきますが、回数を重ねれば楽になるので諦めない心が大事です。
コツを掴めば3ステージ目まではサクサク。
4ステージ目は・・・実際にお試しくださいね。
Inscryptionは神ゲーって本当?魅力を解説
プレイヤースキルの上達をする速度と、ストーリーの進行具合のバランスが秀逸。
ゲームの理解が進めば進むほど、幅広い戦略性がある事に、気が付きます。
特定の条件を満たせばカードが変化する等、細部の作りこみも面白いですね。
ルート選択、イベントでの選択肢、デッキに応じた最適解を見つけるのも本作の魅力。
カードバトルだけではなく、謎解きや世界観などプレイヤーを夢中にさせる仕掛けがたっぷりつまった作品となります。
コアゲーマーからライトゲーマーまで、さらにはカードゲーマーからカード未経験者まで多くの人にプレイしてもらいたい1本。
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Inscryption序盤攻略のコツ
トーテムとリスをうまく活用することが重要。
トーテムはカードに効果を付与する力があります。
リスへ付与するオススメの効果は「不死」「骨のぬし」です。
どちらも1ターンのうちに強力なカードを出せるので、短時間での勝利が可能。
また、単純に攻撃力が強いカードは、下手に効果がある高コストカードよりも扱いが簡単なのでオススメ。
他に強力な効果として「二叉攻撃」「三叉攻撃」があります。
これらのカードを使えば少し強化しただけでワンターンキルを量産できます。
アイテムはルート選択によって、簡単に手に入るので惜しみなく使いましょう。
Inscryptionの評価は?
各ストアでの評価はこちら。
Epic games 4.9/5
どちらも非常に高い評価となっています。
肯定的な意見で多かったのは、「雰囲気がいい」、「カード初心者でも楽しめる」などです。
批判的な意見で多かったのは、「作業感が強い」などです。
さまざまな意見がありましたが、雰囲気やゲーム部分に関しては高評価。
ただ、メタ要素に関しては評価が割れるようで、それがクリア後の印象を左右しています。
マイナス評価はメタ要素を持った作品の宿命なので仕方ありません。
コアなカードゲーマーからはカード部分の作りこみに関する指摘が見られました。
この辺りはカードゲーム未経験者と、経験者によって相容れない部分でもあります。
総合的には圧倒的に高評価。
初回は攻略サイトなどを見ずにプレイしてほしい作品。
総評
- 独特な世界観と空気感を持ったゲーム
- プレイヤースキルの上達が実感できる
- 考察が好きな人には、たまらない作品
プレイすれば世界的な評価の高さがわかる名作。
値段もお手ごろで遊びやすいゲーム。
後悔はしません、ぜひプレイしてみてください。
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