前回の記事まででアイテムインベントリやメニューに使うための部品をUnityとC#で作成してきました
前回の記事:
今回の記事からはフィールドマップに回復イベント(宿屋)と道具屋さんを追加していきます。今回はまず回復イベントを作っていきましょう。
講座第9回と10回で作ったNPCのスクリプトを一部流用しながら効率的な開発を行っていきましょう。
回復屋の作成
それでは回復屋から作っていきましょう!
アセットの用意
回復屋に使用するスプライトは次のものにしています。プロジェクトに追加後適切に分割してください。
(※今回利用する画像はぴぽや倉庫様(https://pipoya.net/)の素材となります)
次にプレハブを作成していきます。
この講座のその1で「CharacterPrefab」を先に作成しているので、そのプレハブから派生したプレハブを作成します。(Prefab Variantとして必ず作成してください。)
作成したプレハブの名前は「LifeRecoveryNPC」にしてください。保存先はどこでもいいですが、この記事ではAssets > Prefabsの中に保存しています。
プレハブを作成したら必ず「Image」に回復屋の画像を設定してください。
また、プレハブ作成後シーンからは削除してください。
作成したプレハブには「NPC」スクリプトをアタッチしてください。
回復屋は移動しないようにするので少しだけ「NPC」スクリプトを修正します。
回復屋の方に移動しようとすると回復するかどうかのメッセージが表示され、選択肢に応じた処理を実行できればOKです。
まとめ
今回の記事では回復屋を作っていきました。
その際にメッセージウィンドウを拡張し、選択肢をつけれたり、パラメータをテキストに埋め込められるようにしていきました。
結構な分量のスクリプトになりましたので、難しいものになってしまったかもしれませんが頑張って作ってください。
まとめますと次のようなものになります。
- 回復屋のアセットを作成
- 回復のイベントを作成
- 「MessageWindow」コンポーネントをYes/Noの選択肢に対応
- 「MessageWindow」コンポーネントをテキストにパラメータの埋め込めるようにした
- 回復屋に話しかけたら回復するかどうか選び、回復できるようにした
それでは次の記事に行ってみましょう!
次は道具屋さんを作っていきます。
次の記事:
コメント