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「学園SRPG」
正直に言うと、このジャンルはちょっと身構えます。
難しそう、覚えることが多そう、序盤で心が折れそう。
ですが、『ドラマチックロード 風の発端』を実際に遊んでみて、その印象はかなり変わりました。
“手応え”はしっかりあるのに、変に理不尽へ寄らない。しかもストーリーが濃い。
この記事では、Steam版を触った体験を中心に、戦闘のクセ・面白さ・気になった点、そして今後への期待まで、正直にまとめます。
『ドラマチックロード 風の発端』ってどんなゲーム?

引用:ゲーム画面
- ジャンル:シミュレーションRPG(SRPG)
- 舞台:現代日本(神奈川)×学園
- 特徴:同時(混合)ターン制+シフトチェンジ
- 構成:全三部(早期アクセス中)
本作は、現代日本・神奈川県の学園を舞台に、少年少女が“学校の平和”のために戦うシミュレーションRPGです。
剣も魔法もなく、敵は不良や暴走族、犯罪組織。
「拳」や「バイク」みたいな、現代らしい手段でぶつかっていく世界観が、まずユニークです。
本作は、全三部構成で描かれるストーリーを前提に設計されており、
学園ものとしては珍しく、序盤から世界観や人物関係を丁寧に積み上げていく印象を受けました。
「ストーリーが濃厚」と言われるのも、ここが効いている気がします。
ドラマチックロード 風の発端の戦闘システム|FEっぽい見た目でも、中身は別物

引用:ゲーム画面
ぱっと見はFE系のSRPGに近いです。
でも、遊んでみると一番違うのが、戦闘のターン構造。
敵味方が同じターン内で“入り乱れて”動く「同時(混合)ターン制」が核になっています。
味方フェーズ/敵フェーズで区切られないぶん、
- 次に誰が動くか
- この位置は危ないか
- 今押すべきか、引くべきか
を、ずっと意識させられます。ここが面白いポイント。
シフトチェンジが「戦況をひっくり返す」気持ちよさを作る
さらに本作には、行動順へ介入できる「シフトチェンジ」が用意されています。
使い所がハマると、
「間に合った」「救えた」「詰ませた」
みたいな瞬間がちゃんと生まれる。
ただ硬いだけのSRPGじゃなく、打開の手札があるのが良いところでした。
実際に遊んで感じたこと|難易度は高め、でも“詰み”に寄りにくい

引用:ゲーム画面
序盤からそれなりに手応えがあります。
ただ、個人的に好印象だったのは、
「ちゃんと考えると抜けられる難しさ」
になっているところ。
同時ターン制の読み合いで事故は起きますが、ゲーム側も「やり直し手段」を持たせているので、理不尽のストレスだけが残りにくい作りに感じました。
育成・カスタマイズの余地がある(好きな組み方ができる)
そう言えばドラマチックロードの名物表現として「ラストバトル詐欺」があります。
SSはSTAGE13で、ゲーム的にはどう考えてもラストバトルな訳が無いのですが、登場人物の視点で言えば、本気で全ての決着がつく戦いだと思っているので、こういう台詞にしています。
第二部の時点で複数回やってます pic.twitter.com/y4k7Ocaw0Y
— アラスカ横断部 (@AlaskaBucho) January 21, 2026
キャラごとに個性があり、育成やアクションの組み合わせで手触りが変わっていきます。
Steamストア側でも「スキルと特技で戦い抜け」と説明されていて、“どう育てるか”がプレイに返ってくるタイプです。
ドラマチックロード 風の発端の気になった点

引用:ゲーム画面
ここは好みが分かれそうなので、先に書いておきます。
同時ターン制は面白い反面、情報が薄いと「予測」が要求されます。
敵の移動範囲は“常時表示ではない”ため、先読みが重要
本作では、近年のFEシリーズのように 敵全体の移動範囲を常時表示したまま味方を操作するUIは用意されていません。
ただし、味方ユニットの移動位置を選択中に 敵ユニットへカーソルを合わせることで、その敵単体の移動・攻撃範囲を確認することは可能です。
このため、システムに慣れるまでは事故が起きやすい一方で、 「敵の行動を読んで動く」SRPGらしい緊張感が強く出る作りになっています。
ただ、これはシステムの味でもあって、予測して動く楽しさにも直結しています。
UIとしての親切さよりも、 プレイヤー側の読み合いを重視した設計と捉えると、 本作の戦闘システムの意図がより分かりやすく感じられました。
行動順の把握に慣れが必要
このゲームの面白さの中心が行動順なので、ここを見落とすと一気に崩れます。
「UIでどう見せるか」が今後さらに整うと、より遊びやすくなる気がしました。
回避判定はやや運の影響を強く感じる
回避率については、体感として運の振れ幅が大きく出る場面がありました。
スーパーロボット大戦みたいに「ここは避けてほしい」というタイミングで被弾が続くこともあり。
回避が失敗した理由(確率・状態・敵の補正など)が分かると、戦術を組み立てやすくなりそうだと感じました。
まとめ|学園×現代日本×同時ターン制。ストーリー濃厚な“骨太SRPG”

引用:ゲーム画面
- 現代日本(神奈川)×学園が舞台のSRPG
- 敵味方が入り乱れる同時(混合)ターン制が特徴
- シフトチェンジで順番に介入でき、打開が気持ちいい
- 全三部構成を前提に、ストーリーが丁寧に積み上げられている
- 「読み合い」が好きなら間違いなくハマる
『ドラマチックロード 風の発端』は、見た目の先入観で「FE系かな」と思って触ると、ちゃんと裏切られます。
同時ターン制を軸に“読ませる/考えさせる”SRPGとして芯がある。
そして何より、学園ものの“濃さ”があるので、システムだけじゃなく先を知りたくなるタイプでした。
公式情報・関連リンク
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