ゲーム開発会社を目指そうと思ったときに悩むのが、専門学校と大学のどちらがいいのか。
学校選びを間違うと就活に響くので、結局どっちにいくのが正解なのか分かりませんよね。
そこで今回は、専門学校と大学のメリット・デメリットを徹底解説!
この記事を読むだけで、どちらの学校に行けばゲーム開発会社に就職できるか分かりますよ。
オススメ!高評価のゲーム専門学校・講座をチェックしよう!
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- Unity入門の森:Web上でいつでもどこでもゲーム開発のスキルアップが可能!専門学校の講義レベルを超えた充実の内容!
【結論】なりたい職業が決まっているなら専門学校|未定なら大学
専門学校では、ゲーム開発会社と提携して講演会やインターンを行っていたり、同じ目標を持った人と競い合ったりできます。
また、ゲーム制作に役立つスキルを徹底的に学べるため、ゲーム業界への就職が有利になるんです。
すでになりたい職業が決まっているなら、専門学校に行った方が早く確実にスキルアップできます。
大学は大手ゲーム開発会社(任天堂など)の採用枠が多かったり、途中でゲーム業界を諦めても他の業界へ就職しやすかったりします。
もし「絶対に大手ゲーム開発会社に行きたい!」か「まだゲーム業界だけにいくとは決まってない」のなら、大学の方がおすすめです。
ゲーム開発会社でなれる職業って?
会社でのゲーム開発は当然ですが一人では行えません。
企画担当、グラフィック担当、プログラミング担当、サウンド担当など役割分担を行い、チーム一丸となってゲームを作り上げます。
それらを総称してゲームクリエイターといいます。
出典:ゲームクリエーター 引用:ゲームソフトは、一般的にいくつかの専門的な技術や能力を持つ人がチームを組んで制作する。ゲームクリエーターの肩書きや人員構成は各ゲームソフト開発会社ごとに異なるが、多くは次の4つの担当に分けられる。
どの分野で活躍したいかをしっかりと見極めることで、専門学校か大学を選びやすくなるはず。
例えば、プログラミングなら覚えるべき言語が多数あります。
その中でもさらに分野が分かれるので、「何を強みにしたいのか」などより具体的に考えていくことが大切です。
【学歴不問・高卒、元ニートでも挑戦できる】
専門学校からゲーム開発会社への就職を目指すメリット
専門学校に行くメリットは主に3つあります。
- 就職に直結するスキルが身につけられる
- ゲーム開発会社と連携している専門学校もある
- 同じ夢を持った友達と競い合える
就職に直結するスキルが身につけられる
専門学校では、ゲームクリエイターに必要なスキルを2年間で徹底的に鍛えられます。
基礎から応用まで幅広く学べるので、未経験からでもゲームクリエイターになりやすいんです。
もし現時点でなりたい職業が決まっているなら、専門学校をおすすめします。
また、分からないことがあれば、先生や友達に何でも相談できるのも嬉しいポイントです。
ゲーム開発会社と提携している専門学校もある
大手専門学校は特に、ゲーム開発会社と提携して様々なイベントが行っています。
例えば、業界の有名人を招いて講演をしてもらったり、インターンで実際の仕事を体験できたり。
さらには、校内で面接をしてもらえることもあるため、緊張せず面接に臨めます。
また、学校側が就職先を紹介してくれるので、コミュ障でも安心です。
(大学だと主体的に行動して、自らコネを作らないといけませんからね)
同じ夢を持った友達と競い合える
専門学校にはゲーム業界志望の人が多いです。 分からないところを教え合ったり、壁にぶつかったときに励まし合ったりできます。
趣味の合う友達と切磋琢磨できるのは、ゲーム業界志望にとって理想的な環境。
僕のように自分ひとりで勉強できないタイプだと、専門学校の方が友達と協力しながら計画的にスキルアップできそうです。
周りが努力していると、自分も頑張ろうと思えますからね。
専門学校からゲーム開発会社への就職を目指すデメリット
専門学校からゲーム開発会社を目指すデメリットは、主に3つあります。
- 大手ゲーム開発会社は専門学校枠が少ない
- スキルが身につかなければ就職は絶望的
- 途中で志望業界を変えるのが難しい
大手ゲーム開発会社は専門学校枠が少ない
任天堂のような大手ゲーム開発会社は、少しずつ増えてきたとはいえ、専門学校卒の採用数が圧倒的に少ないです。
もし専門学校から大手企業に行きたいのであれば、学校でトップの結果を出してようやくスタートラインに立てます。
大学・大学院(技術) | 大学・大学院(事務) | 高専・専門学校(技術) | 合計 | |
2019 | 56 | 23 | 2 | 51 |
2020 | 57 | 23 | 4 | 56 |
2021 | 80 | 22 | 3 | 59 |
2022 | 93 | 23 | 5 | 81 |
2023 | 95 | 27 | 8 | 84 |
出典:任天堂公式HP
また、準備期間が2年間しかないので、すでにゲームクリエイターとしての実力を持っていることも必須。
専門学校選びを間違うとサポート体制が不十分なこともありますし、大手ゲーム開発会社は狙いにくいです。
スキルが身につかなければ就職は絶望的
専門学校卒でスキルがなければ、「ずっと遊んでたんだろうな」と勘違いされます。
見込みなしと判断されれば大手はもちろん、中小企業にも採用されなくなるでしょう・・・
(大卒なら特別なスキルがなくてもまだ就職しやすいんですが)
さらに、ゲーム業界以外からは、高卒と同じような扱いを受けることもあります。
当然、望んだ就職先を勝ち取るのは難しいです。
途中で志望業界を変えることが難しい
専門学校で学ぶ内容には、ゲーム業界以外で需要のないスキルもあります。
もし途中で別の業界に行きたくなったとしても、後から方向転換をしにくいんですよね。
「ゲーム開発会社には興味があるけど、ガチで目指してるわけじゃないんだよね~」 という人は大学に進学しましょう。 そちらのほうが将来性があります。
専門学校は、インプットとアウトプットが自分に合うカリキュラムか確認しましょう。
卒業後についても早くから一緒に考えてくれる学校かどうかもチェックポイントです。
例えばヒューマンアカデミーのゲームプログラマーコース。
少人数制でゲームプログラミングの専門知識がしっかりと学べます。
就職に有利な資格取得もできるほか、実践的にゲーム開発を行い、早い段階から経験を積むことが可能です。
就職サポートも充実しており、就職率が95.6%。
本気で目指したい方にはもってこいの専門学校です。
また、HAL東京にもゲームクリエイターを目指せる学科が多数あります。
即戦力を養うカリキュラムとプロ講師による直接指導が特徴的。
職業実践専門課程認定校として国から認められているので、質の高い教育が受けられます。
こちらも就職サポートに強く、多くの就職実績を残しています。
大学からゲーム開発会社への就職を目指すメリット
大学からゲーム開発会社を目指すメリットは、主に3つあります。
- 大手ゲーム開発会社は大卒の採用枠が多い
- もし他の業界に行きたくなったときに潰しがきく
- 4年間でスキルや実績を積める
大手ゲーム開発会社は大卒の採用枠が多い
先ほども解説したように、大手ゲーム開発会社は大卒を採用しやすい傾向にあります。
もし中小企業ではなく大手企業に行きたいのであれば、間違いなく大学に行くべきです。
少しでも就活を有利に進めるため、名のある有名大学を目指しましょう。
もし他の業界に進みたいとき潰しがきく
専門学校に入学してしまうと、ゲーム業界以外を目指すのはかなり難しいです。
しかし、大学ならゲーム業界以外に進みたくなっても、カンタンに方向転換できます。
IT系から製薬会社まで、興味のあるいろいろな業界にチャレンジできるでしょう!
もしゲーム業界を目指すか迷っている人は、大学に入ることをおすすめします。
専門学校より昇進スピードも給料も高いというおまけ付きですからね。
4年間でスキルや実績を積める
専門学校は4年制のところが増えていますが、学費の都合上、2年制を選ぶ人も少なくありません。
スキルや経験など、ゲームクリエイターとしての知識を効率よく学べるとはいえ、意外とスケジュールがハードなんですよね。
しかし、大学なら4年間もあるので、じっくり時間をかけてスキルを磨けます。
まだゲーム制作のスキルがない人でも、努力次第ではエキスパートになれますよ。
合計4ヶ月の長期休みを活かして、ゲーム開発会社に提出できるポートフォリオ(作品)も作れますね。
大学からゲーム開発会社への就職を目指すデメリット
大学からゲーム開発会社を目指すデメリットは、主に3つあります。
- ゲームクリエイターに関するスキルは身につきにくい
- ゲーム開発会社を目指す友人が周りにいない
- ゲーム業界にOBや知り合いがいない場合が多い
直接的なスキルは身につきにくい
大学は、ゲームクリエイターとしてのスキルを学ぶ機会が多くありません。
独学が大前提なので、努力の継続が苦手な人には厳しい環境かもしれません。
とはいえ、自主的な勉強が必要なのは専門学校も同じです。
どちらにせよ、上を目指すには独学でスキルアップしないといけないので、やることは大して変わりません。
ゲーム開発会社を目指す友人が周りにいない
専門学校と違い、ゲーム開発会社を目指す人はごく少数。
壁にぶつかったり悩んだりしたときに相談する相手がいないので、意思が弱いとすぐに諦めてしまいやすいです。
また、遊びの誘いを断って勉強していると、「意識高いね~笑」と言われることもあります。
かといって、友達と一緒に遊んでばかりいると勉強時間がなくなるので、人間関係で多少苦労することは覚悟しておいてください。
僕も実際に、温度差を感じてけっこう精神をえぐられました。
ゲーム業界にOBや知り合いがいない場合が多い
専門学校ならゲーム業界のOBだらけなのでカンタンにコネを作れますが、大学ではそう上手くはいきません。
自分からアポを取ってOB訪問をしたり、セミナーやイベントに出張して自分を売り込む必要があります。
ビジネスマナーやコミュニケーション能力が求められるので、コミュ障にはきついですね・・・
デメリットを少しでも補える大学を選びましょう!…とはいっても調べるのも大変。
大学の学部選びも慎重にしなければ、自分の目指したいものとのズレが生じてしまいます。
レベルの高い大学や国立などもいいですが、デジタルハリウッド大学のようにデジタルコンテンツに特化したところも検討してみてもいいかもしれません。
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また、業界からの評価や知名度も高いので大企業・有名企業からの求人も多く、全国に校舎があるので、地方にいても大都市情報を常に共有し、希望の企業に就職できるチャンスが多いです。
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まとめ
- なりたい職業が決まってるなら専門学校
- 未定ならなら大学
- 専門学校はスキルが身につきやすいがゲーム業界以外への方向転換が難しい
- 大学は4年間でじっくりスキルを磨けるが強い意思での独学が必要
- 早めになりたい職業を決めて行動を!
専門学校は、ゲーム制作に役立つスキルが身についたり、同じ目標を持った人たちと切磋琢磨したりできます。
ただ、大手企業への就職や、ゲーム業界以外への方向転換が難しいのが現状です。
大学には、大手企業に採用されやすかったり、途中で他の業界を目指しやすかったりするメリットがあります。
しかし、周りに相談相手やアドバイスをくれる人がいないので、計画的な独学が必要という難点もあります。
迷ったときには、
- 大手企業がいいのか中小企業でもいいのか
- 4年間も独学ができるのか
- 本当にゲーム開発会社以外に行きたいところはないのか
を考えてみると、どちらに行けばいいのかがはっきりしてきますよ。
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