Unity ホラー風脱出ゲームの作り方4 Unity Audio Reverbと環境音で“恐怖の演出”を実現する | Unity入門の森 ゲームの作り方

Unity ホラー風脱出ゲームの作り方4 Unity Audio Reverbと環境音で“恐怖の演出”を実現する

Unity ホラー風3D脱出ゲームの作り方 ~8番ライクゲーを作りながらポストプロセスや音響表現をマスターしよう~

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この記事は、Unity ホラー風脱出ゲームの作り方をわかりやすく解説していくシリーズの第4回です。

前回はマップの作成とライティング、ポストプロセス、そしてハンドライト(懐中電灯)を導入して、視覚的に“ホラーらしい雰囲気”を仕上げました。

前回の記事:

Unity ホラー風脱出ゲームの作り方3 ポストプロセスの使い方/画面を暗くして恐怖を感じる演出方法を習得
この講座は、「8番出口」ライクなUnityホラー風脱出ゲームの作り方講座シリーズの第3回です。前回は、プレイヤーを「CharacterController」を使って移動・ダッシュできるようにし、マウス操作で視点移動を可能にしました。さらに、...

今回は音の演出を加えて、より没入感のある空間を作っていきます。環境音、リバーブ(Unity Audio Reverb機能)を設定し、プレイヤーが“その世界にいる”と錯覚するような恐怖を生み出していきましょう。

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PlayerオブジェクトにUnityのAudio Reverb Zoneをアタッチする

まずはリバーブ(残響)をプレイヤーに追従させるため、Playerオブジェクトの子要素としてリバーブゾーンを作成します。

  1. Hierarchyウィンドウで「Player」オブジェクトを右クリックします。

  2. メニューから Audio → Audio Reverb Zone を選択します。

  3. これで「Audio Reverb Zone」が Playerの子オブジェクト として生成されます。

これにより、プレイヤーが移動してもリバーブ効果が常に適用され、どの場所でも“残響のある空間”を再現できます。

続いて、生成した Audio Reverb Zone を選択して、Inspector(インスペクター) からパラメータを変更します。

ここでは、プレイヤーが歩く廊下に適した残響(リバーブ) を作る設定を行います。

  1. Hierarchy から「Audio Reverb Zone」を選択します。

  2. Inspector ウィンドウで、次のように数値を設定してください。

  • Min Distance : 5

リバーブ効果が始まる距離。近距離でのみ効果を発揮します。

  • Max Distance : 5

リバーブが最大になる距離。Minと同じ値にして“プレイヤー固定型”にします。

  • Reverb Preset : Hallway

廊下に適した残響タイプ。音がこもりすぎず、自然な反響が得られます。

これで Audio Reverb Zone の設定は完了 です。

残響のかかり方が整ったところで、次は スクリプトを作成 して実際にリバーブを制御できるようにしていきましょう。

場所によってリバーブを切り替えるスクリプトを作成しよう

廊下や部屋など、場所によって音の響き方を変えることで、よりリアルで緊張感のある空間を演出できます。

ここでは、プレイヤーの位置に応じてリバーブを切り替えるスクリプトを作成し、環境の変化を音でも感じ取れるようにしていきましょう。

 

まずはスクリプトファイルを作成します。

  1. Projectウィンドウ から Assets フォルダ内にある、以前作成した「script」フォルダを開きます。

  2. フォルダ内で右クリックし、Create → MonoBehaviour Scriptを選択します。

  3. 作成したスクリプトの名前を 「ReverbByFloorRay」 に変更します。

これでスクリプトの準備が完了です。

次に、このスクリプトを編集して、プレイヤーの位置に応じてリバーブを切り替える処理を実装していきましょう。

作成した 「ReverbByFloorRay」 をダブルクリックして、Visual Studio などのコードエディタを開きましょう。開いたら、ここに プレイヤーの場所によってリバーブを切り替える処理 を記述していきます。以下のスクリプトを記述しましょう。

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まとめと次回予告

今回は、リバーブを用いた音響演出を設定し、廊下や部屋などの空間ごとに異なる響きを作り出しました。

光やポストプロセスによる視覚演出に加えて、音の残響を取り入れることで、プレイヤーはより「その場にいるような臨場感」を感じられるようになります。

特に足音や環境音の響き方が変化することで、空間の広がりや閉塞感が自然に伝わり、ホラーらしい不安や緊張感を引き立てます。

次回はいよいよ、ゲームの核となる「異変システム」を作成します。

このシステムでは、汎用性を重視した設計により、開発者が自由で楽に“異変イベント”を追加・編集できるようになります。

あらゆる現象を簡単に制御できる仕組みを構築し、プレイヤーの恐怖体験をさらに一段深いものにしていきましょう。

次回の記事↓

Unity ホラー風脱出ゲームの作り方5 8番出口ライクゲーを実現しよう!どんな異変も自由に作れる汎用システムを構築
この記事は、Unityを使った「8番出口」ライクなホラー風脱出ゲームの作り方講座の第5回です。前回は、エリアごとに音の響きを変えるリバーブを設定し、シーン全体の臨場感をアップさせました。その結果、“ホラーらしい雰囲気”が一気に引き立ちました...

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