百年王国レビュー|操作が驚くほど快適な文明育成ゲーム、体験版では分かりにくい魅力も正直に | Unity入門の森 ゲームの作り方

百年王国レビュー|操作が驚くほど快適な文明育成ゲーム、体験版では分かりにくい魅力も正直に

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「100年で、ひとつの文明を育てる」

言葉にすると壮大ですが、実際に触ってみると、意外なほど静かで、やさしい始まりでした。

百年王国は、戦争も外交もない、“ただ文明を育てること”に集中したターン制シミュレーションです。

こういうシミュレーションって、操作が複雑で最初にワタワタしがちなのに……

本作は、操作が驚くほどシンプルで、「今なにをすればいいか」で迷いにくい。

実際に遊んでみて、文明育成シミュレーションなのに、テンポよく、スムーズに触れたのがかなり印象的でした。

この記事では、百年王国(デモ版)を実際にプレイして感じた操作感の気持ちよさ文明が育つ感触、そして「人を選びそうだな」と思った点も含めて、正直にまとめています。

※本レビューは、文明育成・箱庭シミュレーション経験者の視点で書いています。
※戦争や対立のない、思考型シミュレーションが好きな人向けのレビューです。

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百年王国の一番の魅力は「操作で迷わず、文明育成の気持ちよさに入れる」

引用:ゲーム画面

マップは6×6マスとかなりコンパクト。

その分、「全部を把握したうえで考える」箱庭シミュレーションになっています。

この手のゲームって、やりたいことが増えるほどUIや操作も複雑になりがちなんですが、

本作は「操作で引っかからない」設計がかなり強い。

結果として、プレイヤーの意識が「操作」じゃなくて「どう育てるか」に向きやすいんですよね。

「何を押せばいい?」で迷う時間が少ない
→ そのぶん「次、何を伸ばす?」に集中できる

この入りやすさは、文明育成系が初めての人にも良いところだと思います。

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『百年王国』ってどんなゲーム?

引用:ゲーム画面

『百年王国』は、100年(100ターン)で文明を育て、どんな発展を作れるかに挑戦する文明育成シミュレーション。

戦争・外交・対立といった要素はなく、資源を増やして、投資して、さらに伸ばす「拡大再生産」寄りの遊びが中心です。

基本情報

  • ゲームタイトル:百年王国
  • 開発元:かえるさんげーむず
  • パブリッシャー:わくわくゲームズ
  • ジャンル:文明育成シミュレーション
  • プレイ人数:1人
  • プラットフォーム:PC(Steam)/ Nintendo Switch
  • 体験版:あり(※今回プレイは20年まで)

デモ版を遊んで感じた立ち位置:「チュートリアルとしては十分。でも“気持ちよさ”が見える前に終わる」

引用:ゲーム画面

デモ版の20年は、体感だとかなり短いです。

「よし、ここから伸ばしていくぞ」って思ったタイミングで、スッと終わる。

だから、

  • システム理解(何を増やして、どう回すか)
  • 操作感の確認(迷わず触れるか)

という意味では十分なんだけど、

“このゲームの面白さそのもの”を判断するには、ちょっと材料が足りないかもしれません。

面白さの核って、おそらく「積み上がっていく数字」「噛み合ったときの伸び」「100年での到達点」なので、そこまで触れる前に体験版が終わる感じ。

だからこそ、デモだけ触って「普通かも」と感じた人がいたら、それはちょっともったいないと思いました。

百年王国を実際に遊んで「ここが良かった」ポイント

引用:ゲーム画面

ここからは、実際に『百年王国』を遊んでみて、 「これは気持ちいい」「ここはよくできている」と感じたポイントをまとめます。

派手な演出や複雑なシステムが売りのゲームではありませんが、 遊び始めてすぐ分かる“触りやすさ”と、 ストレスの少ない設計が印象的でした。

操作が簡単で、シミュレーションなのにスムーズに遊べた

まず一番よかったのはここです。

こういう系のシミュレーションって、操作やUIでバタついたり、確認作業が増えたりしがち。

でも『百年王国』は、迷いが少なく、サクサク触れる

「操作で疲れない」って、地味だけどかなり大事で、周回や繰り返し前提のゲームほど効いてきます。

システム理解だけなら、デモでもちゃんと掴める

デモは短いけど、何をして何が増えるのか、どう回すのかの“骨格”は理解できます。

なので「買う前に仕組みだけ知りたい」には向いてる。

ただ、面白さの判断までいくには、もう少し時間が欲しい…というのが正直な感想です。

百年王国の気になった点

引用:ゲーム画面

ここまで全体的に好印象なポイントが多い『百年王国』ですが、 プレイしていて「人によっては、ここで判断が分かれそうだな」と感じた点もありました。

いずれも欠点というよりは、 体験版という区切り方ゆえに起きている印象のズレに近いものです。 その前提で読んでもらえればと思います。

体験版(20年)だけだと、良さが見えきらない可能性がある

今回一番「もったいない」と感じたのは、この点です。

デモ版は、触った瞬間の印象こそ良いものの、

「ここから伸びていくところが楽しくなるはず」という手前で終わってしまいます。

システムの理解はできる一方で、

  • 伸びていく快感
  • 選択の積み重ねによる差
  • 「自分の文明が完成する」到達感

といった、本作ならではの“ご褒美部分”が見える前に区切られてしまう印象でした。

そのため、体験版だけで評価を決めてしまうと、判断を誤ってしまう人もいそうです。

引用:フリーゲーム版ゲーム画面

もう少し腰を据えて触ってから判断したい場合、過去に公開されている別バージョン(ふりーむ版)を試してみるのも、作品理解を深める一つの手段かもしれません。

 

ただし、現在の完成形を体験するには、Steam版の製品版をプレイするのがおすすめ

製品版では100年(100ターン)を通して、数十年単位で積み上げた結果がどのように形になるのかを、じっくり味わえます。

本作の魅力は、そうした長い時間軸の中でこそ、はっきりと伝わってくるタイプのゲームだと感じました。

百年王国はこんな人におすすめ

  • 文明育成・箱庭系が好きだけど、複雑すぎる操作は苦手な人
  • 戦争や対立のストレスがない、平和な育成ゲームがしたい人
  • 短時間でサクッと遊べるシミュレーションを探している人
  • 「仕組みを理解して、効率を詰める」タイプのゲームが好きな人

まとめ

引用:ゲーム画面

  • 操作が簡単で、シミュレーションなのにスムーズに遊べた
  • デモでもシステム理解はできる
  • ただ、20年で終わるので“良さが出る前に終わる”可能性あり
  • 体験版だけで判断すると、ちょっともったいないゲームかも

『百年王国』は、「操作で迷わず、育成の考える楽しさに入りやすい」ゲームでした。

ただ、デモ版は短くて、伸びる面白さを感じる前に終わるのが惜しい。

シミュレーションが好きで、ストレスの少ない文明育成を探している人には、かなり刺さるタイプだと思います。

 

本作について、開発者ご本人にインタビューした記事も公開しています。

  • なぜ「戦争のない文明育成ゲーム」を作ったのか
  • 百年という区切りに込めた意図

レビューを読んで「もう少し深く知りたい」と感じた方は、こちらもあわせてどうぞ。

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