ゲームクリエイターとしての働き方に「フリーランスで働く」という選択肢があるのをご存知でしょうか。
最近では
- 会社に所属しながら、家で働く在宅ワーク
- 従来通りの自分のオフィススペースで作業する
- 出勤はするが、決まった場所を持たないフリーアドレス
- 会社に勤めず、自分のスキルだけで仕事を獲得するフリーランス
など、さまざまな働き方があります。
ゲームクリエイターが独立してフリーランスとして働くのはアリ?
フリーランスで生活していけるの?
と疑問に思う人も多いことでしょう。
- フリーランスのメリット・デメリット
- フリーランスに求められるスキル
- どんな人が向いているのか
などのテーマでフリーランスについて紹介します。
独立を考えている人は最後まで読んで、今後の参考にしてください。
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フリーランス生活はアリ?
メリットやデメリット、どんな人が向いているのか紹介する前にフリーランス生活はアリなのか?
結論から言うと「その人の性格や、希望する働き方による」としかいえません。
「なんと無責任な」と思われるかもしれませんが、正直フリーランスとして働くのは厳しいです。
厳しいことには間違いありません。しかし独立してフリーランスとして食べていくのは可能です。
最近は、e-sportsなどの影響でゲーム業界は盛り上がり続けています。
プレイヤーやプロゲーマーが増え、多くのゲームがリリースされていますよね。
ゲームのリリース競争に伴って、クリエイターが人手不足なこともあり、スキルを持ったクリエイターなら問題なく仕事を獲得できます。
ただし、ゲーム業界が盛り上がり続けているから仕事を獲得し続けられるかは別。
油断してはいけないのが「フリーランス」という働き方です。
フリーランスのメリット
フリーランスであるメリットは
- 仕事を選べる
- 働き方を選べる
- スキル次第で収入を伸ばせる
の3つが挙げられます。
詳しく紹介していきましょう。
仕事を選べる
フリーランスになると「自分で仕事を獲得する」ようになります。
極端な話になりますが、「イヤな仕事はしなくていい」のです。
(もちろん自分の求める収入と相談になります)
会社員時代にやりたくない仕事はだれにでも1つはあったはず。
そういったストレスを減らせるのはフリーランスならではの魅力ですね。
働き方を選べる
企業で働く場合、多くは9〜18時などの勤務時間がありますよね。
フリーランスであれば、受けた案件をしっかりとこなせれば「働いた時間について」指摘されることはありません。
人によって
- 短い時間で一気に終わらせたい
- 長い時間をかけて満足いくまで作りたい
- 夜、暗くなってから集中できる
- その時の気分で場所を変えたい
など、自分に合った働き方を選ぶことができます。
スキル次第で収入を伸ばせる
- たくさんの案件を効率よくこなす
- 単価の高い、むずかしい案件を受ける
- 自分のスキルをアピールして幅広い案件をこなす
など、フリーランスの収入はスキル次第で伸ばしていくことができます。
一つのスキルを極めるのも良し、いろんなスキルで活動の幅を広げるのも自由です。
フリーランスのデメリット
上記でメリットを挙げましたが、もちろんデメリットもあります。
「フリーランスは厳しい」といわれる3つのデメリットは以下のとおり。
- 仕事をもらわないといけない
- 事務作業も自分の仕事
- 安定しない
を詳しく紹介していきましょう。
仕事をもらわないといけない
フリーランスになると、経験や実績をアピールして自身を売り込んでいかなければなりません。
企業であれば、営業担当と技術担当で分担できるところを、どちらも自分でする必要があるのです。
スキルがあれば稼げるのがフリーランスですが、クリエイタースキルと合わせて営業スキルも必須になります。
事務作業も自分の仕事
面倒で苦手な人も多い、経理や事務作業もフリーランスの仕事。
- 仕事をもらわないといけない
- 事務作業も自分の仕事
- 安定しない
税金の納付の手続きや、取引先とのやりとりはどうしても時間がかかってしまいます。
安定しない
会社員であれば、毎月の給料は保証されています。
しかし、フリーランスは報酬制。
そのため、収入がなかなか安定しにくいのもデメリット。
毎月決まった金額でもなければ、案件を受けられなければ収入は減っていく一方です。
特にはじめてすぐの頃は、仕事がいつ途切れてしまうかわからない不安を感じるでしょう。
フリーランスゲームクリエイターに求められるスキル
では、フリーランスのゲームクリエイターにはどんなスキルが必要なのか。
実は、クリエイターとしては、企業に所属するゲームクリエイターと大きく変わりません。
しかしフリーランスとしてやっていくために、クリエイターに必要なスキルにプラスして
- プログラミングスキル
- 自己管理能力
- コミュニケーション能力
- 営業能力
の4つがありますのでご紹介します。
プログラミングスキル
いやいや、クリエイターとしてプログラミングは基本でしょ
そう思った人もいるかもしれませんが、フリーランスになると、周りにフォローしてくれる同僚や上司はいません。
自分一人でコードを書き、自分でチェックをして納品する。
することは同じですが、仕事をもらうためにもプログラミングスキルのレベルが高いにこしたことはないのは覚えておきましょう。
自己管理能力
フリーランスになると、勤務時間が決まってないので
自由な働き方がうらやましい!
長時間働かなくていいなんて…
と、いい部分ばかり見えがちですが、自分で働き方を決められる分、自己管理が重要です。
- 納品日を厳守することは当然
- 自分でスケジュールを立てて行動、作業
- 予定の管理や健康管理
どれかひとつでも欠ければ、作業の遅れや納品遅れにつながります。
体調を崩して仕事ができない日が続くと作業を進められず、収入がゼロになってしまいますので自己管理は徹底しなければいけません。
コミュニケーション能力
基本的にネット上で完結するフリーランスは、オンライン会議や通話などでミーティングを進めるので、相手の意見をくみ取る能力・伝える力は重要です。
作業の進め方にもつながりますし、納品物のクオリティにも関わってきます。
企業のチームであれば、普段からコミュニケーションを取ることができますが、関わる人が約束されてないフリーランスでは致命的なミスになりかねません。
取引先とお互い気持ちよく働くために、報連相(報告・連絡・相談)や確認を徹底しましょう。
営業能力
フリーランスでは自分で仕事を獲得しなければいけないのは先ほど説明しました。
ポートフォリオや経歴の説明、スキルの明確化などのセルフブランディングは常に更新しなければいけません。
企業などの目に留まれば、そこから仕事を獲得できることもありますし、
- 個人的な人脈からの依頼
- メールや電話などで直営業
- クラウドソーシングといったサービスを活用
などで自分を売り込んでいき、仕事を取りに行く、営業能力はフリーランスならではの必須スキルといえるでしょう。
フリーランスに向いている人
ここからは、フリーランスに向いている
- 会社のしがらみがない環境で働きたい人
- インプット・アウトプットを続けられる人
- 仕事を積極的に取りに行ける人
を詳しく紹介します。
会社のしがらみがない環境で働きたい人
ここまでで紹介した通り、会社員にあるようなストレスは、フリーランスにはありません。
時間や場所、服装やルールなど基本的には自由です。
雇われるのが向いていないと感じる人や、しがらみがない環境に憧れる人はフリーランス向きといえますね。
インプット・アウトプットを続けられる人
クリエイターは、会社員であっても新しい技術を吸収していく姿勢はとても重要です。
自分の得意ジャンル以外の領域や新しいサービスやソフトについて勉強しなければいけないこともあります。
現状に満足して、勉強してなかったら仕事がもらえなくなった
なんてことがないように、自然とインプット・アウトプットを続けられる人は会社に所属しなくても、フリーランスとしてやっていけるでしょう。
仕事を積極的に取りに行ける人
クリエイターは人手不足が続いています。
ですが企業やチームは、今いる人数で何とかしようと試行錯誤したり、つながりのあるクリエイターに依頼します。
そのため、受け身では仕事はもらえません。
- セルフブランディングとして、自身のアピールポイントの整理、更新を続ける
- 営業や交渉をしやすいよう、普段から取引先との関係性を築く
- 直営業やクラウドソーシングなどで営業をする
など自分から積極的に仕事を取りに行ける人もフリーランスに向いています。
まとめ
フリーランスとしてのゲームクリエイターは、自由度が高く、スキルや努力次第で大きな成功を収めることが可能です。
しかし、安定性の欠如や自己管理の重要性など、考えるべき多くの注意点があります。
自分のスキル、性格、働き方の好みを考慮して、フリーランスの道を選択するかどうかを慎重に判断しましょう。
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