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Unity入門の森の人気コーナー!ゲーム開発者インタビュー第4回です!
今回は、お手軽ターンベースシミュレーション「百年王国」を制作されたかえるさんげーむず のんちゃさんにインタビューさせていただきました。
フリーゲームから始まり、Steam・Nintendo Switchでのリリース、さらにはパッケージ版まで展開された注目のインディーゲーム開発者です!
のんちゃさんが作ったゲームがこちら。
百年王国

それでは、第4回のインタビューの始まりです!
今回のゲーム作りのきっかけはなんですか?

引用:公式サイトより
元々フリーゲームを作っていたんです。
フリーゲームから有料ゲームに進出するときに最初はDLSiteで出すような18禁の同人ゲームの共同開発をしていたんですが、2つぐらいプロジェクトが消えちゃって、主催者は行方不明に。
よくあることだと言われればよくあることらしいんですが、彷徨っていったときに元々フリーゲームで百年王国というゲームが評価が高かったんで、インディーゲームで作ってみたというのがきっかけですね。
そしたら、色々なご縁あって、パッケージ版までいっちゃったみたいな感じです。

フリーゲームからの商業化、素晴らしいステップアップですね!
そして共同開発プロジェクトが2つとも消滅…というのは大変でしたね。でもそこから新しいパブリッシャーとの出会いがあったと。
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制作したゲームのジャンルについて教えてください
いわゆるまちづくり系のシミュレーションゲームです。
元々はCivilization(シヴィライゼーション)でガンジーっていうキャラクターがいるんですけども、ムカついて作ったのがきっかけですね。
そしたら、戦争も飢餓も支配も死もないやさしい世界になりました。
文明を育て、他国と競い合いながら世界の覇者を目指すシミュレーションゲーム。
都市づくり・研究・外交・戦争などを行い、石器時代から未来まで文明を発展させていく。
ガンジーとは
なぜか核兵器を好むAIとして有名な名物キャラクター。
そのギャップからプレイヤーに「ムカつくけど面白い存在」として親しまれている。

まちづくりゲーム!じっくり楽しめるジャンルですね。
ゲームの内容について教えてください!

百年王国ゲーム画面より
手持ちの資源とにらめっこしながら、100年かけて文明を作るゲームです。
100年すぎるといろんなことがおきますよ!

100ターンという制限があるのが面白いですね!
「やさしい世界」というコンセプトが素敵です。ストレスフリーで遊べそう!
このゲームの面白いところはどこですか?語っちゃってください!
ガンジーがいないところ…じゃなくて、手持ちの資源を見ながら文明を発展させていくところですね。
100年って区切ったのはわりとシミュレーションや4X、ストラテジーはやっているうちにダレる傾向があって、短期間でゲームをやったぞ感を出すためだったりします。
一般的なゲームだと長時間でまだまだ足りない感を出すのですが、真逆をやった感じです。

Civilizationのガンジーにムカついて作ったゲーム…笑
「ダレる問題」を100ターンで解決するという発想が素晴らしいですね!
短時間で達成感を得られるのは、現代のゲームに求められる要素です!
ゲーム制作の勉強はどうやったんですか?
全部独学です!
こするつもりはないのですが、いたのくまんぼうさんのUnityの寺子屋には大変お世話になりました、ほんとにさまさまです。
あとはUnity1Weekに参加したりしてました。作っていくたびにレベルアップしていく!みたいなそんな感じです。

完全独学とは素晴らしい!
「Unityの寺子屋」は評判の良い本ですよね。Unity1Weekへの参加も経験値アップに最適です!
こだわりポイントや工夫したところを教えてください

百年王国ゲーム画面より
触った瞬間ゲームがわかるように工夫していたりします。
ちょっとしたUIだったり、プレイのしやすさを工夫したりそんな感じです。
もちろん、発売後もアップデートをしばらく続けていて、30回ぐらいはアップデートをしていたりしています。
発売後にここまでアップデートを繰り返すとなんらかの後戻りできない不具合につながる可能性があって、大変なことになるんですが、よく無事に動いているなぁと感心するばかりです。

「触った瞬間ゲームがわかるUI設計」は初心者にも優しい設計ですね!
30回以上のアップデート…ユーザーへの愛情が伝わります!
素材はどうやって準備したんですか?
(UIアートとドット絵は)がんばって作りました!
・・・と言いたいところですが、百年王国を作っていたら、フリーゲーム時代、百年王国を楽しんでいただいた方がイラストの依頼を引き受けてくださいました。
また、音楽については相葉まことさん(https://x.com/makoto_aiba)という作曲家さんにたまたま会って、作曲のご依頼を受けていただきました。

ファンの方がイラストを引き受けてくれたなんて素敵なエピソードですね!
作曲家の方とのたまたまの出会いも、ゲーム開発の醍醐味ですね。
このゲームの開発やリリースで印象に残っているエピソードを教えてください!

百年王国ゲーム画面より
実はわくわくゲームズとしてはこれが初のパブリッシングタイトルなんですが、
発売前の段階ではキャラクターをつつける機能があったんです。
ただ、それがヨーロッパで警告を受けてしまい、泣く泣く発売直前にパッチで削除した…
という苦い思い出があります。

パブリッシャーの第一作目!お互いに手探りで進めていったんですね。
突っつく機能がヨーロッパで警告…というのは面白いエピソードですね笑
グローバル展開の難しさを感じます。
今後はどんなゲームを開発していきたいですか?
PROJECT NATIONALIZMと呼ばれる、百年王国とは真逆のやさしくないゲームを作っています。
元々戦争要素は要望としてあって、外交カードを使ってバトルする戦争も飢餓も支配も死もちゃんとあるゲームを作っています。
もちろん、作りたいゲームは色々あって、PLCを使った工場経営するゲームだったり、
サービス終了ギリギリのソーシャルゲームの運営になってサービスをうまいこと延命させるゲームなどあるんですが、規模とか需要とか現実を考えていくうちに作るものが…といった感じですね。

百年王国の真逆のゲーム!「やさしくないゲーム」というコンセプトが面白いですね。
PLC工場経営ゲームやサービス終了ギリギリのソシャゲ運営ゲーム…どれも斬新なアイデアです!
これからゲーム制作していく人に一言お願いします(エール的な)
今のご時世ってゲームを自分で販売しても何も言われないいい時代なんです(昔は自作エンジンとかじゃないとダメとか色々ケチをつけられる時代でした)。
ぜひともチャレンジしてほしいですね、特にゲーム業界とは縁もゆかりもない方はぜひ。

完璧主義にならず、まずはチャレンジ!これが成長の第一歩ですね!
最後に
というわけでUnity入門の森のゲーム開発者インタビューコーナー第4回でした!
のんちゃさんのインタビューからは、独学でのスキル習得、そしてユーザーへの真摯な姿勢が伝わってきました。
フリーゲームからの商業化、そして発売後も30回以上のアップデートを重ねる姿勢。
「やさしい世界」というコンセプトを貫きながらも、次は真逆の「やさしくないゲーム」に挑戦するという柔軟性。
そして何より、「まずはチャレンジすること」という初心者への的確なアドバイス。
これらすべてが、Steam・Nintendo Switch・パッケージ版という幅広い展開につながったのだと思います。
実際にUnityを独学で習得し、ゲームリリースまで実現された報告はとても励みになります。
「Unity入門の森の講座を活用してオリジナルゲームを完成させたよ!」
「インディーゲームをリリースしたから開発者インタビューしてほしい!」
などあればお気軽にご連絡ください。
読んでいただきありがとうございました!
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